3月24日、フィギュアスケートの世界選手権がスウェーデンのストックホルムで開幕した。

 初日に行なわれた女子シングルのショートプログラム(SP)には、日本勢は紀平梨花、坂本花織、宮原知子が参加。上位ふたりの合計順位が「13」以内で、北京五輪の出場枠が最大3まで可能になる。

 最終グループでまず登場したのは、ロシア・フィギュアスケート連盟から派遣というかたちになった、世界選手権デビューの16歳、アレクサンドラ・トゥルソワ。ダブルアクセル、3回転フリップを着氷し、3回転ルッツを耐えながら決めた。ジャンプはコンビネーションとならない大きなミスがあり、64・82点の12位で終えている。

 次に同じく同大会デビューとなる16歳、ロシア選手権3連覇中のアンナ・シェルバコワが登場。ダブルアクセル、3回転フリップを着実に決め、プログラム後半の3回転ルッツ+ループも難なく着氷。81・00点と自己ベストを更新し、抜群に安定した演技を見せた。

  そして、日本勢で最初に登場したのは坂本。冒頭にダブルアクセルをスムーズに成功させたが、続く3回転ルッツはエッジエラーが付き、3回転フリップ+トゥループもこらえながら着氷。70・38点となった。

 直後には宮原がリンクに登場。冒頭の3回転ルッツジャンプで転倒するが、続くダブルアクセルは着氷。後半で予定していた3回転ループにシングルトゥループをつけてコンビネーションにし、59・99点とした。

 そしてアメリカ代表のブレイディ・テネルが69・87点で演技を終えた後、最終滑走で紀平がリンクに登場。

 冒頭のトリプルアクセル、続く3回転フリップ+トゥループを着氷。後半の3回転ルッツは両手上げでクリーンに決め、直後の片手側転で魅せた。その後もシャープなステップとスピンで圧巻の演技でプログラムを締めくくった。

 紀平が79・08点となり、SPの結果は1位がシェルバコワ、2位に紀平、3位はトゥクタミシェワが続いた。坂本は6位、宮原は16位。3日目に行なわれるフリーにはSPの上位24位までが参加し、最終順位が決定する。

構成●THE DIGEST編集部