3月30日、新日本プロレスは『Road to SAKURA GENESIS 2021』東京・後楽園ホール大会を開催した。

 大会開始前、『IWGPヘビー級王座』と『IWGPインターコンチネンタル王座』を統一した『IWGP世界ヘビー級王座』の新しいデザインのベルトが初代王者である飯伏幸太に贈呈された。

 このベルトに込められた想いは深い。尾崎リングアナウンサーは、ベルトのデザインについて次のように説明した。

「IWGP世界ヘビー級のベルトには、歴代すべてのベルトのデザインが継承されており、放射状に広がるラインは初代、王冠のように上部に広がる形状は二代目、世界に羽ばたく羽根は三代目、2色の配色とライオンマークの配置は四代目、サイドバックルの形状はインターコンチのベルトのデザインが踏襲されており、『闘いの魂を受け継ぎ世界に羽ばたく』という意味がある」

 IWGPヘビー級王座とIWGPインターコンチネンタル王座の2本のベルトを返上し、真新しいベルトを肩にかけた飯伏は、「僕は今まで言ってきたとおり、インターコンチのベルトと、IWGPのベルト、これをひとつにする」と改めてファンへの“公約”を口にした。

【動画】ついにお披露目! ファンに公開された新ベルトはこちらでチェック「僕の言葉の意味がみんなあまり伝わらなかったかもしれない。でも、僕はこのふたつのベルトが大好きだったから、このひとつのベルトにして、日本だけじゃなく世界に向けて、そして今までの歴史を絶対に継いだままもっともっと大きく、新しくしていきたいと思います」

 インタビューブースでも「これですよ。これが、愛おしい。インターコンチネンタル、IWGPヘビーのベルト。僕は一つになった、形だけは一つになった。気持ちは二つなんだ、はい。時代は変わってくんで」と語った飯伏は、さらに独特な言い回しで日本のプロレスへの想いを語った。

「形も変わっていくと思います。そりゃ今までも変わらず変わっていく。嬉しいですね! それにあのー、“I”はインターナショナルなんですけど、その部分が使われていないって思ってたし、まぁ日本人にも伝わるのかなっていう意味で“世界”を付けたんだと思います。

 まあそこはちょっと僕の意向ではないんで、わかんないですけど。でも、“日本だけではないベルト”というところは僕の考えと一致している。自分は嫌じゃないですね。世界で一番凄いのは日本のプロレスなんで。そこは本当に、絶対思ってる」

 タイトル統一同様、ベルトのデザインも賛否を呼んでいるが、飯伏には否定的な意見も吹っ飛ぶぐらいの戦いで、ベルトの価値をさらに高めてもらいたいところだ。

文●どら増田