現地4月11日(日本時間12日)に最終日を迎えた男子メジャーツアー『マスターズ』(米・ジョージア州・オーガスタナショナルGC)で、松山英樹が日本人男子として初のメジャー制覇を成し遂げた。

 この松山の快挙を、世界各国のメディアも大々的に報じている。

 オーストラリアの『ABC. Net』は、「彼の生まれ育った日本の歴史において(初のメジャー制覇という)重要なストーリーを書き上げたヒデキ・マツヤマがチャンピオンに輝いた。開催前には勝利を掴む可能性はやや低いと思われていたが、とても人気の高いチャンピオンが誕生した」と称賛。大会が行なわれた米国の『CNN』も「土曜日の第3ラウンドで煌くようなゴルフを展開し、日曜日の運命の第4ラウンドでも、ザラトリス、シャウフェレなどの追撃をかわした」と手放しで称賛した。また、同メディアは「マツヤマはマスターズの歴史に名を刻み、ほぼ4年間に渡る『勝てない歴史』にピリオドを打った」と、松山が苦しんだ過去の戦績も併せて伝えている。
  同じく米国の『NY TIMES』で記者を務めるディーン・ビルトン氏は、「難しいコースを恐れずに攻めてリードを築いた」末に勝ち取った松山の栄冠が、日本ゴルフ界に及ぼす影響についても言及している。

「マツヤマの米ツアーでの優勝は、2017年8月の『WGCブリヂストン招待』以来、およそ4年ぶり6度目。過去数十年にわたり、世界レベルの男性ゴルファーを多く輩出してきたものの、優勝にはわずかに及ばなかった歴史を持つ日本にとって、この勝利は画期的なものだ。ゴルフの人気が高い日本で、マツヤマは国民的な英雄となるだろう」

 まさしく日本の英雄となった松山は、しばらく国外からも注目を集めそうだ。

文●白鳥純一

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