4月18日に国別対抗戦のエキシビションが行なわれ、2020-21シーズンの国際スケート連盟(ISU)が公認大会はすべて終了した。

 前日にすべての競技演目を終えたことを受け、ISUは今季のスコアランキングを発表。コロナ禍により、通常とは異なるレギュレーションで行なわれた限られた公認国際大会で各選手が残した試合結果をもとに、順位を公開している(今季GPシリーズ、全日本選手権などの国内大会は対象外)。

 男子シングルは、ショートプログラム(SP)は国別対抗戦で出した109・65点、フリースケーティング(FS)は3連覇を果たした世界選手権での222・03点を獲得し、総合320・88点を残したネイサン・チェンが制覇。昨シーズンはSPで羽生結弦に次ぐ2位だったが、今季は上回っている。

 その羽生はチェンに次ぐ2位。SP、FSともに国別対抗戦で記録した107・12点、193・76点が最高点となり、計300・88点で総合2位にランクインしている。

 そして、このふたりに迫る勢いを見せたのが鍵山優真だ。初の世界選手権で記録したSP100・96点、FS190・81点、計291・77点で3位。数字の上でも鮮烈なシニアデビューを果たしたといえそうだ。

 総合では4位が宇野昌磨(277・44点)、5位にミハイル・コリャダ(274・14点)と続いた。
  また、女子シングルでは初の世界選手権を制したアンナ・シェルバコワがSP(81・07点)、FS(160・58点)、総合(241・65点)でトップに立った。

 SPでシェルバコワに続く成績を残したのは、同じロシアのエリザベータ・トゥクタミシェワ(80・35点)。続く3位に紀平梨花(79・08点)、4位に坂本花織(77・78点)が続き、5位にアメリカのカレン・チェン(74・40点)となっている。

 FSでは、世界選手権で4回転ジャンプ5本構成で怒涛の追い上げを見せたアレクサンドラ・トゥルソワ(152・38点)が続き、3位は国別で好パフォーマンスを披露した坂本(150・29点)が追随する結果となった。

 総合でも2位が坂本(228・07点)、3位トゥクタミシェワ(226・58点)、4位トゥルソワ(217・20点)、5位カレン・チェン(208・63点)となっている。

 また、アイスダンスの小松原組は総合167・81点で20位、ペアの三浦璃来・木原龍一組は総合196・65点で7位に食い込んだ。

■男女シングルの総合スコアランキングトップ10は以下のとおり

男子シングル(総合)
1位 ネイサン・チェン(米国) 320・88点
2位 羽生結弦(日本) 300・88点
3位 鍵山優真(日本) 291・77点
4位 宇野昌磨(日本) 277・44点
5位 ミハイル・コリャダ(ロシア) 274・14点
6位 キーガン・メッシング(カナダ) 270・26点
7位 ケヴィン・エイモズ(フランス) 263・82点
8位 ジェイソン・ブラウン(米国) 262・17点
9位 エフゲニー・セメネンコ(ロシア) 258・45点
10位 チェ・ジュンファン(韓国) 245・99点

女子シングル(総合)
1位 アンナ・シェルバコワ(ロシア)241・65点
2位 坂本花織(日本) 228・07点
3位 エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア) 226・58点
4位 アレクサンドラ・トゥルソワ(ロシア) 217・20点
5位 カレン・チェン(米国) 208・63点
6位 レオナ・ヘンドリクス(ベルギー) 208・44点
7位 紀平梨花(日本) 205・70点
8位 ブレイディ・テネル(米国) 200・59点
9位 オルガ・ミクティナ(オーストリア) 198・77点
10位 イ・ヘイン(韓国) 193・44点

構成●THE DIGEST編集部