厳しい立ち上がりとなった。

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間4月20日、本拠地でのテキサス・レンジャーズ戦に先発投手として出場。1066日ぶりの勝利投手を目指したマウンドとなったが、大荒れの初回となった。

 4月4日のシカゴ・ホワイトソックス戦は「2番・DH」で出場し、投げては最高球速101.1マイル(約162.7キロ)、打っては初回の第1打席に超豪快アーチを叩き込む”リアル二刀流”として躍動。しかし5回2死、勝利投手まであと1死のところで四球や暴投などが絡み、無念の降板に。その後はマメが悪化してしばらく“一刀流”での起用が続いた。
  その中で約2週間ぶりの登板が回ってきた。初回、先頭打者に初球ストライクを取り、1アウトを取るまでは良かった。しかし、以降は左打者が3人続くと、まったくカウントが取れずに3連続四球。1死満塁の大ピンチを迎えた。

 しかし、ここで右打者のニック・ソラックをスプリッターで三振に仕留めると、続く左のウィリー・カルフーンもスプリッターで2者連続K。ガッツポーズが出てどうにか窮地をしのぎきってみせる。

 もっとも、初回に28球を投じているのは気がかり。事前にこの日の投球数は75球前後と言われており、ここから省エネ投球ができないと、勝ち投手の権利を得られる5回までは厳しいかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部