ATPツアー公式サイトによると、現在ベオグラードでのセルビア・オープン(4月19日〜25日/クレーコート/ATP250)への出場を控える、世界ランク10位のマテオ・ベレッティーニ(イタリア)が、大会前のインタビューで今後のテニス界の展望について語ったという。

 ここ最近の男子ツアーでは、ロジャー・フェデラー(スイス)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ラファエル・ナダル(スペイン)のビッグ3以外の活躍が目立っている。特にグランドスラムに次ぐ規模のATPマスターズ1000大会では、昨年のパリ大会から3大会連続でビッグ3以外の選手がチャンピオンとなった。

 もちろん、ビッグ3が出場大会を絞っているという理由もあるが、先のモンテカルロ大会ではジョコビッチ、ナダルが出場しながら2人とも準々決勝までに敗退するなど、これまでとは大きく状況が変わりつつあることは間違いないだろう。

 ベレッティーニはこのことについて「(活躍するのが)ビッグ3ばかりじゃないというのは、テニス界にとって良いことだと思う」とコメント。「グランドスラムではまだ少し(勝つのが)難しいかもしれないけれど、これもきっと変わっていくはずだ」と、世代交代が近づいていることを示唆した。
  また、ビッグ3の高齢化が世代交代の大きな要因として挙げられがちだが、ベレッティーニは「年齢のせいだけではない」と考えているという。

「若手選手たちは本当に優秀だ。彼らは非常に高いレベルでプレーできることをすでに証明している。今は層も厚くなって、各々がさらに経験を積んでいるんだ」と、若手選手たちが互いを高め合っていることが重要な要因なのだと語った。

 ベレッティーニ自身もこの若手選手のひとりだが、彼は2月の全豪オープンで腹筋を故障して以降、約2か月間ツアーを離れ、今回のセルビア・オープンが復帰2大会目。まだまだ本調子とはいかない様子だが、「ケガからの復帰は簡単ではないけど、自分のできる最高の結果を求めてここに来た。うまくやっていきたいと思うよ」と、大会への意気込みを語っている。

構成●スマッシュ編集部

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