去る4月4日に行なわれたシカゴ・ホワイトソックス戦。ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、メジャーリーグ史に名を刻んだ。

 この試合でメジャー118年ぶりとなる「2番・投手」として先発した大谷は、投げては渡米後自己最速となる162.7キロを計測。打っても第1打席に97マイルの速球を完璧に捉えて451フィート(137メートル)の特大アーチを放ち、傑出した存在感を放った。

 惜しくも5回に相手走者と交錯して負傷交代を余儀なくされたものの、ホワイトソックスのルーリー・ガルシアが「オオタニはえげつなかった。降板すると聞いた時は正直安心した」と脱帽したプレーが、世界を震撼させたのは言うまでもない。

 この驚愕のパフォーマンスが脚光を浴びている。現地時間4月20日、MLBのマイケル・クレア記者は「今シーズンのMLBで成し遂げられた6つの“スキル”」という特集記事内で、「ショウヘイ・オオタニは何でもやる」とホワイトソックス戦での“リアル二刀流”を絶賛した。

【動画】大谷翔平の豪快すぎる最新ホームランはこちらをチェック!「オオタニがどれだけ凄いかを言われることに皆、飽きているだろう。彼はそれぐらいに凄まじい可能性を持つ。投手として100マイル(約161キロ)以上のボールを投げると同時にホームランを打つ。これはベーブ・ルースがやってのけて以来、成し遂げられなかった偉業だ」

 さらに「オオタニはただ単にいい投手で、いい打者というわけでない」と強調したクレア記者は、「現代の野球界で最高の打者になる力がある」と断言した。

「彼のバレル(打率.500/長打率1.500以上になる速度と角度で打たれた打球)は17・3%だが、これはアーロン・ジャッジやロナルド・アクーニャJr.、ブライス・ハーパーという球界のリーダーたちよりも上だ。何度聞いたとしても、どれだけ彼の能力がずば抜けているかということを聞き逃してはいけない」

 メジャーのスーパースターたちと比肩するポテンシャルを持ち、それを遺憾なく発揮する大谷。この26歳のサムライ戦士の一挙手一投足から今後も目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部