今年からメジャーに挑戦しているレッドソックスの澤村拓一。現地時間5月7日のオリオールズ戦では、6回に登板し先頭打者にソロホームランを浴びた。今季4本目の被本塁打となった右腕に、チームの指揮官が解決策を提示している。
 
 MLBの公式サイトによると、レッドソックスのコーラ監督は被本塁打増の要因について「速球が低めに来ている」と推測したようだ。
 
 澤村の速球は97−98マイル(156〜158キロ)で推移する。このデータを踏まえ、コーラ監督は「このレベルだと、ゾーンの低めに来ると打者に狙われ、良いスイングをされる」と分析。低めの速球に目を付ける打者への対策として、「彼には高めに投げてもらいたい」と要求した。
 
 一方で、「それ以外は問題ない」と話し、これまでの澤村の投球には一定の評価を与えている。「ほんの少しの調整で、高めに投げられるようになるはず」と、微調整による投球内容のさらなる向上を期待した。
  さらに、「高めに投げられるようになると、最近良いスプリットが、より使えるようになる」とも指摘。澤村のウイニングショットである落ちる球が、一層威力を発揮するという効果にも言及している。
 
 ここまで14と1/3イニングを投げ、17つの三振を奪うなど、持ち味の奪三振能力を存分に発揮している澤村。被本塁打を減らすことができれば、さらに重要な場面で起用されることだろう。

構成●THE DIGEST編集部