4月30日(日本時間5月1日、日付は以下同)から5月6日にかけて、今季ワーストの4連敗を喫したブルックリン・ネッツ。ディフェンス面の崩壊などその原因は様々考えられるが、ジェームズ・ハーデンの離脱を理由に挙げる識者も多い。

 1月13日にヒューストン・ロケッツから加入して以降、ハーデンは力強くチームを牽引してきた。ケビン・デュラントが約2か月にわたり戦列から離れ、カイリー・アービングも欠場が多かったなかで、ネッツがイースタン・カンファレンス2位の44勝24敗と好成績を残せているのは、ハーデンの活躍によるところが大きいだろう。

 そんなハーデンが、4月5日のニューヨーク・ニックス戦でハムストリングを痛め無期限の離脱に。以降のネッツは9勝8敗と、デュラント&アービングの2大スターが揃い踏みしているにもかかわらず、勝率5割をキープするのがやっとの状態となっている。

 こういった状況から、ネッツのベストプレーヤーがハーデンだと主張する識者も多く存在する。ただ、かつてインディアナ・ペイサーズで活躍したレジェンドで、歴代最高シューターの1人であるレジー・ミラーは、5月3日に放送された『The Dan Patrick Show』内で、ネッツのベストプレーヤーはハーデンではなくデュラントだと主張した。
 「現状では、おそらくみんなジェームズ・ハーデン(をベストだと考える)だろうね。ただ、KD(デュラント)はリーグ最高の選手、もしくはそれに近い存在なので、彼を失う方がチームの痛手になるだろう。

 カイリーはボールハンドリングとショットメイキングの能力が高いため、2番(シューティングガード)向きだ。ハーデンが復帰したら、彼が事実上のポイントガードになるだろう。彼は必要ならばいつでも得点できるけど、彼こそが真のポイントガードだと思う」

 デュラント、アービング、ハーデンの3人は全員がスーパースターであり、ゲームを支配する能力を持っている。そのなかであえてベストプレーヤーを選ぶとするなら、ミラーは自身が“リーグ最高の選手”と考えているデュラントを推すようだ。

 ここまで3人が揃ったのはわずか7試合だけだが、ハーデンは2人を立てるために自らを犠牲にし、一歩引いたプレーができることを証明している。そして3人にとって重要なのは、誰がチームのベストプレーヤーかということよりも、リーグ制覇を成し遂げられるのかという点だろう。プレーオフの舞台でしっかりと共存し、ネッツを球団初優勝へと導きたいところだ。

構成●ダンクシュート編集部

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