エンジェルスの大谷翔平が“二刀流”を続けるか否か、現地では大きな議論を呼んでいる。

 現地時間5月19日のクリーブランド・インディアンス戦で、「2番・投手」として今季6度目の先発マウンドに上がった大谷。4回まで1失点に抑えたが、5回に痛恨被弾を受け降板。その後、ライトの守備につき、打っては第3打席でセーフティーバントを決め3打数1安打だった。

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 この試合、大谷の球の遅さは誰もが別人かと目を疑うものだった。今季平均球速は96.6マイル(約155.4キロ)、最速101.2マイル(約162.8キロ)と圧倒的な球威を誇る26歳だが、このゲームで投げた4シーム(速球)の平均球速は91.3マイル(約146.9キロ)、最速は95.3マイル(約153.3キロ)と、明らかに異変が生じていた。

 これには様々な声が上がっているが、MLBの専門メディア『FAN SIDED』は、「MLBに留まるには、ピッチングよりもバットにかかっている」と、メジャー最多本塁打を誇る打力を活かすことがエンジェルスにとってベストだと断じた。

 今月上旬、大ベテランのアルバート・プーホルスが解雇。さらに主砲マイク・トラウトが故障者リストに入る中、チームは大谷の一打に期待を寄せている。「ハイレベルの速度を維持するか技巧派に成長しなければ、DHか野手に変更する必要があるかもしれない」と、同メディアは投手としての大谷に疑問を投げかけた。
  すべては“二刀流”の負担を鑑みた上での提案であり、最終的には大谷が「投手をどれだけやりたいかにかかっている」とも綴っている。

 20日のミネソタ・ツインズとのダブルヘッダーは第1戦は欠場し、第2戦のみ「2番・DH」として出場。それでも疲労の影響か3打席連続三振に喫するなど本来の調子からかけ離れていた。

 果たして投手か打撃の1本に絞るか、もしくはこのまま“二刀流”を貫くのか。26歳の大きな決断はいかに……。

構成●THE DIGEST編集部 

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