6月3日(日本時間4日)、サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有が、本拠地で開催されたニューヨーク・メッツ戦に先発登板。この試合、ダルビッシュは2019年6月以来2年ぶり2度目のマルチ安打を記録する“二刀流”の活躍で、自ら日米通算170勝(NPB93勝、MLB77勝)を掴み取った。

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 2回いきなりレフト前ヒットと幸先の良いスタートを切ったダルビッシュ。4回、2−0とリードで迎えた1死一塁の第2打席、ボールカウント0−2と追い込まれた5球目をバスターでライト線を破る二塁打を放った。その間に一塁走者は三塁へと進み、1番ジュリクソン・プロファーの左適時打で、ランナーは帰還。ダルビッシュは1点追加に貢献した。

 この日のマウンドでは、スライダーやスプリットなどの変化球が冴えわたっていた。6回、ジェームズ・マキャンに2ランホームランを許したものの、5回2死まではメッツ打線を無安打に抑えた。トータル90球を投げ、被安打4、5奪三振、1四球と安定したピッチングを披露した。
  ダルビッシュの投打での活躍に現地メディアでは絶賛の声が上がっている。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米国の投球分析家ロブ・フリードマン氏は、バスター二塁打の映像を添えて、「ダルビッシュの二塁打には誰も驚かない」とピッチャーながら、打者としてのセンスを称えた。

 一方、昨年まで所属していたシカゴ・カブスの専門メディア『Bleacher Nation』のマイケル・セラミ記者は、「私はユウ・ダルビッシュについて考えたくない。ちくしょうー!ユウ・ダルビッシュが恋しい」と放出してしまったカブスの決定を嘆いた。

 メッツは怒涛の追い上げも、パドレスが4−3で逃げ切り勝利。チームは連敗を4で止めた。今季11試合に登板し6勝1敗としたダルビッシュは、防御率2.25、奪三振率11.1、WHIP0.93とあらゆる指標で圧倒的な数字を残している。昨年サイ・ヤング賞を惜しくも逃した男の、さらなる活躍に期待したいものだ。

構成●THE DIGEST編集部 

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