F1第9戦のオーストリアGPは現地時間7月4日に決勝が行なわれ、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は12位でフィニッシュした。

 3日のFP3(12番手)では、ターン9でスピンを喫したものの車にダメージを負わずに済んだルーキーは、「Q3を争う力が間違いなくある」とのコメント通り、予選ではミスなく車のポテンシャルを引き出してQ1、Q2をクリアし、Q3では最終アタックで同僚ピエール・ガスリーと0.166秒差の僅差で7番手をゲット。最高タイの順位だが、アゼルバイジャンGPではランド・ノリスの降格処分による8位からの繰り上げであり、実質的なキャリアベストの結果で気持ちよくスタートラインについた。

 レースが始まると、まずは課題のスタートを無難にこなして7位をキープ。LAP1でオコンがリタイアし、セーフティーカーが外れた後にペレスがコースアウトしたために、角田は6番手に上がった。
  しかし、その後に痛恨のミスが続いた。LAP13でピットに入る際に、ホワイトラインを踏んで5秒のペナルティを受けてしまう。さらに、LAP53での二度目のピットインでも、同じミスで5秒ペナルティ……。実にもったいない”失敗”を繰り返し、最終的に12位でレースを終えた。

 前戦のシュタイヤーマルクGPで今季3度目のポイント獲得を果たし、今回のオーストリアGPでは予選で自己最高成績を残していただけに、悔いの残るレースになったことだろう。

 優勝を飾ったのはレッドブルのフェルスタッペン。ポールトゥウィンかつファステストラップも記録する完璧なレース展開だった。

 次戦は現地7月16日からシルバーストン・サーキットで行なわれる第10戦イギリスGPだ。自身のミスで流れを掴み損ねた角田は、挽回できるだろうか。

 F1第9戦オーストリアGPの順位は下記のとおり。

1 フェルスタッペン(レッドブル)
2 ボッタス(メルセデス)
3 ノリス(マクラーレン)
4 ハミルトン(メルセデス)
5 サインツ(フェラーリ)
6 ペレス(レッドブル)
7 リカルド(マクラーレン)
8 ルクレール(フェラーリ)
9 ガスリー(アルファタウリ)
10 アロンソ(アルピーヌ)
11 ラッセル(ウィリアムズ)
12 角田(アルファタウリ)
13 ストロール(アストンマーティン)
14 ジョビナッツィ(アルファロメオ)
15 ラフィティ(ウィリアムズ)
16 ライコネン(アルファロメオ)
17 ベッテル(アストンマーティン)
18 シューマッハー(ハース)
19 マゼピン(ハース)
− オコン(アルピーヌ)

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】歴代の名車がずらり!!F1世界選手権で成功を収めたマシンを一挙に紹介!!