女子テニス世界ランク22位のアンジェリーク・ケルバー(ドイツ)が、代表に選出されていた東京オリンピックへの出場を辞退することを自身のSNSで発表した。

 これまで2012年のロンドン大会と、16年のリオ大会に出場し、リオ大会ではシングルス銀メダルを獲得していたケルバー。これらの成績を「私のキャリアの中で最も好きな思い出の一つになっています」と語るが、今回の辞退という決断に至った経緯については「ここ数週間の激しい戦いの後では、身体が休息を求めており、回復に専念しなければなりません」と、疲労の蓄積が原因であることを明かした。

 ケルバーは6月中旬のハンブルグ・オープンで優勝。その後、中2日で臨んだウインブルドンではベスト4に進出と、2週間強の間にフルセット4試合を含む11試合を戦った。33歳という年齢を考えれば、疲れが溜まるのも当然だろう。
  ケルバーは最後に、「今回の決断は私にとって非常に難しいものでしたが、皆さんのサポートには感謝しています。東京で活躍するドイツチームの仲間たちの幸運を祈っています!」と、母国の選手団にエールを送っている。

 東京オリンピックのテニス競技には彼女の他に、男子ではロジャー・フェデラー(スイス)
やラファエル・ナダル(スペイン)、ドミニク・ティーム(オーストリア)らが、女子ではシモナ・ハレップ(ルーマニア)や、ビアンカ・アンドレスク(カナダ)、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)など、多くのトップ選手がケガや感染リスクを懸念して辞退を表明している。

構成●スマッシュ編集部

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— Angelique Kerber (@AngeliqueKerber) July 15, 2021