悲願の金メダル獲得を目指す野球日本代表が、初戦でドミニカ共和国に4対3で劇的なサヨナラ勝ちを収めた。0対0で迎えた7回に2点を先制されたが、1対3で迎えた9回に集中打で勝利をつかみ取った。

 1対3で迎えた9回裏、日本はドミニカ共和国のアセンシオを攻め立て村上宗隆(ヤクルト)のタイムリーで1点を返すと、1死一、三塁から甲斐拓也(ソフトバンク)がスクイズを決めて同点。山田哲人(ヤクルト)がヒットで続いて満塁とし、坂本勇人(巨人)がセンターの頭を超えるサヨナラヒットを放って初戦を飾った。 日本は先発の山本由伸(オリックス)が6回2安打9奪三振の好投。だが、ここで稲葉篤紀監督は交代を決断。青柳晃洋(阪神)を2番手としてマウンドに送ったが、その青柳が7回に先制の2点タイムリー二塁打を献上してしまう。

 その裏1点を返した日本は8回、先頭の山田哲人(ヤクルト)が四球で出塁すると、送りバントで二塁へ進む。続く3番の吉田正尚(オリックス)がレフト前に弾き返すと、山田は三塁を周って一気にホームを狙ったが、間一髪のアウト。ビデオ判定でも覆らず、稲葉監督はコリジョンプレーを主張したが認められなかった。

 9回は5番手の栗林良吏(広島)が1点を失い、いよいよ敗色濃厚かと思われたが、打線が最後に奮起した。1984年のロサンゼルス大会以来の金メダルを狙う日本代表は次戦、31日に横浜スタジアムでメキシコと戦う。

構成●THE DIGEST編集部

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