「彼女に拍手を送りたい」メンタルヘルスの問題で途中棄権した体操の女王バイルズをMLBのスーパースターが擁護【東京五輪】
若手保守活動家のチャーリー・カークはバイルズを厳しく批判。「我々はシモーン・バイルズのような弱い人間ばかりの世代を生み出している」「彼女は史上最高の体操選手かもしれないが、同時に未熟な人間で、国の恥だ」とまでこき下ろして炎上している。
イギリスのニュース番組司会者で、テニスの大坂なおみを「傲慢で甘やかされた駄々っ子」と評して物議をかもしたピアース・モーガンも、「メンタルヘルスの問題は今や一流スポーツ選手の不振の言い訳になったというのか?」とツイートしている。
そんな中、バイルズを擁護しているのがMLBシカゴ・カブスの主砲クリス・ブライアントだ。2016年にはチーム108年ぶりのワールドシリーズ優勝に貢献し、MVPも獲得しているブライアントは「メンタルヘルスの問題はスポーツ界でも生活全般でも、もっと話題になるべきだ」と主張。「精神的に状態が整っていないなら、オリンピックのような舞台に立つべきではない。彼女に拍手を送りたいね」とバイルズの決断を称賛している。
ブライアント自身も現在、トレードの噂が出ている中でプレーしている身。「僕もメンタル面に関しては対応しようと常に努力としている。でも、マスターしたとはとても言い難い」と心情を吐露している。
昨夜は男子個人総合を客席で観覧する姿も見られたバイルズ。29日に行なわれる個人総合も欠場することになったが、まずは心の健康を取り戻してほしい。
構成●THE DIGEST編集部
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