ワシントン・ウィザーズの八村塁にとって、NBA3年目は真価が問われるシーズンとなりそうだ。

 8月24日には地元メディア『NBC Sports Washington』が八村に関する記事を掲載。その中で識者が「ルイは次のステップを踏む時だ」と、新シーズンに期待を寄せたコメントを残している。

 八村について語ったのは、『ESPN』の大学バスケットボールのアナリストで、『NBC』でオリンピックのコメンテーターも務めたフラン・フランシージャ氏。同氏は今回、ウィザーズが2019年と20年にドラフト9位指名した八村とデニ・アブディヤについて触れ、両選手の成長と期待を語っている。

 八村塁についてはドラフト前から「2019年度トップ6のタレント」と高く買っており、「ルイは毎年、大きなステップを踏んできた」と大学入学時からの伸びを評価。
 「ゴンザガに入った時は言葉の壁があり、バスケットボールを学ぶ前に英語を学ばなければならなかった。さらにバスケットボールの壁に直面したが、彼は大学のスター選手になって、NBAでロールプレーヤーになった」と成長ぶりを認めた。そして同氏は来季がさらに飛躍のタイミングだとも語っている。

「そして今、ルイは次のステップを踏む時だと思う。ルイのプレーには多くのポジティブな面がある。信頼度は高まっていて、彼はフィジカル的にも優れたヤングガイだ。(オリンピックでの八村は)プレーオフでウィザーズを前進させようとしている若手が背負うべきプレッシャーを背負っていた。全ての優れた選手たちは巨大なプレッシャーをその背に背負い、成長してきた。ルイはその軌道に乗っていると思う」

 八村は過去2シーズン、NBAで出場したすべての試合で先発を張り、数字に残らない面も含めて着実に成長を遂げてきた。今夏、リーダーの1人であったラッセル・ウエストブルックがトレードで去り、代わりに複数の即戦力が加わったウィザーズでどのような役割を担うのか。オリンピックを経て、文字通り大きなステップの1年になることを期待したい。

構成●ダンクシュート編集部