現地時間10月5日(日本時間6日)、今年の「GMサーベイ」の結果が『NBA.com』で公開された。これは全30チームのGMが様々な項目に答え、それを集計しランキング化した毎年恒例の企画だ。 

 ここでは2021−22シーズンの予想、選手編を見ていこう(チーム名は略称、カッコ内の数字は得票率)。
 ■今季のMVPは?
1位:ケビン・デュラント(ネッツ/37%)
2位:ルカ・ドンチッチ(マブズ/33%)
3位:ヤニス・アデトクンボ(バックス/13%)
4位:ジョエル・エンビード(シクサーズ)、ジェームズ・ハーデン(ネッツ/7%)
6位:ステフィン・カリー(ウォリアーズ/3%)

■フランチャイズ創設時に1人だけ契約できるとしたら?
1位:ルカ・ドンチッチ(マブズ/43%)
2位:ヤニス・アデトクンボ(バックス/40%)

■コーチ陣が最もアジャストを求められる相手選手は?
1位:ステフィン・カリー(ウォリアーズ/27%)
2位:ケビン・デュラント(ネッツ/20%)
3位:レブロン・ジェームズ(レイカーズ/17%)
4位:ジェームズ・ハーデン(ネッツ/13%)
5位:ヤニス・アデトクンボ(バックス/10%)
6位:ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ/7%)

■今季最もブレイクしそうな選手は?
1位:ジャレン・ジャクソンJr.(グリズリーズ/17%)
2位:アンソニー・エドワーズ(ウルブズ/13%)
3位:マイケル・ポーターJr.(ナゲッツ/10%)
4位:ダリアス・ガーランド(キャブズ)、ケルドン・ジョンソン(スパーズ)、ジャ・モラント(グリズリーズ)、ケビン・ポーターJr.(ロケッツ/7%)

■最高のポイントガードは?(※トップ3を掲載、以下同)
1位:ステフィン・カリー(ウォリアーズ/57%)
2位:デイミアン・リラード(ブレイザーズ/17%)
3位:ルカ・ドンチッチ(マブズ/13%)

■最高のシューティングガードは?
1位:ジェームズ・ハーデン(ネッツ/63%)
2位:デビン・ブッカー(サンズ/17%)
3位:ルカ・ドンチッチ(マブズ/10%)

■最高のスモールフォワードは?
1位:ケビン・デュラント(ネッツ/67%)
2位:レブロン・ジェームズ(レイカーズ/17%)
3位:カワイ・レナード(クリッパーズ/7%)

■最高のパワーフォワードは?
1位:ヤニス・アデトクンボ(バックス/63%)
2位:レブロン・ジェームズ(レイカーズ/27%)
3位:ケビン・デュラント(ネッツ/10%)

■最高のセンターは?
1位:ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ/63%)
2位:ジョエル・エンビード(シクサーズ/23%)
3位:ヤニス・アデトクンボ(バックス)、アンソニー・デイビス(レイカーズ/7%)

 各チームのGMたちによるMVP予想はデュラント対ドンチッチ、ブレイク予想ではジャクソンJr.とエドワーズ、ナゲッツのポーターJr.が半数を占めた。

 各ポジションごとのトップではカリー、ハーデン、デュラント、アデトクンボ、ヨキッチという結果に。ポジションレスの現代では複数のポジションをこなせるユーティリティープレーヤーが多くいるが、彼らはいずれも50%以上の得票率を得ており、各ポジションを代表する選手たちと言っていいだろう。

 一方、NBAの”キング”レブロンは「ベスト5」から陥落。昨季はケガに苦しみ、自己最小の45試合の出場にとどまり、プレーオフではキャリア初の1回戦負けを喫した。ただそれでもSFとPFの両ポジションで2位に入っており、依然として高い評価を得ていることがわかる。
  最後はルーキーたちと、各項目における突出した選手たちについて見ていこう。

■今季の新人王は?
1位:ジェイレン・グリーン(ロケッツ/47%)
2位:ケイド・カニングハム(ピストンズ/40%)
3位:ジェイレン・サッグス(マジック/7%)

■新人で今後5年間でベストプレーヤーになるのは?(※トップ3まで)
1位:エバン・モーブリー(キャブズ/33%)
2位:ケイド・カニングハム(ピストンズ/30%)
3位:ジェイレン・グリーン(ロケッツ/23%)

■最高の外国籍選手は?
1位:ヤニス・アデトクンボ(バックス/60%)
2位:ルカ・ドンチッチ(マブズ/27%)
3位:ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ/13%)

■最高のディフェンシブプレーヤーは?
1位:ヤニス・アデトクンボ(バックス/47%)
2位:ルディ・ゴベア(ジャズ/17%)
3位:ドリュー・ホリデー(バックス)、カワイ・レナード(クリッパーズ/10%)
5位:ベン・シモンズ(シクサーズ/7%)

■最もアスレティック能力が高い選手は?
1位:ザイオン・ウィリアムソン(ペリカンズ/27%)
2位:ヤニス・アデトクンボ(バックス/20%)
3位:アンソニー・エドワーズ(ウルブズ/17%)
4位:ザック・ラビーン(ブルズ/13%)
5位:ジャ・モラント(グリズリーズ/10%)

■ボールを持った時に最も速い選手は?
1位:ディアロン・フォックス(キングス/59%)
2位:ジャ・モラント(グリズリーズ/24%)
3位:ラッセル・ウエストブルック(レイカーズ/14%)
4位:イシュ・スミス(ホーネッツ/3%)

■オフボールでベストな動きを見せる選手は?
1位:ステフィン・カリー(ウォリアーズ/50%)
2位:ダンカン・ロビンソン(ヒート/20%)
3位:クレイ・トンプソン(ウォリアーズ/17%)
  今季の新人王争いはグリーンとカニングハムによる一騎打ち、大穴でサッグスという結果ながら、将来性についてはキャブズ期待のビッグマン、モーブリーが最多得票率となった。

 その他では、オフボールの動きでトップ得票率を得たカリーがピュアシューター部門で90%とダントツの得票率を獲得。レブロンはベストパサー部門でヨキッチと並んでトップタイの33%、バスケットボールIQ部門(53%)、最も多才な選手という部門でも57%という高い評価を得ていた。

 なお、試合終盤にショットを託したい選手のアンケートでは、リラード(17%)、カリー(24%)を差し置いてデュラント(41%)がトップに。東京オリンピックでも勝負所でビッグショットを高確率で決めていただけに、クラッチプレーヤーとしても確固たる地位を築いたと言えるだろう。

文●秋山裕之(フリーライター)

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