ワールドカップ・アジア最終予選で存在感を発揮した古橋亨梧。所属クラブであるセルティックの地元スコットランドでは、はやくも今後の動向について新たな関心が高まっている。

 来年1月27日と2月1日にアジア最終予選の2試合が予定されており、その日本代表に古橋が招集される可能性が高いと複数の地元メディアが報じている。

 セルティックは来年の現地時間1月26日にハーツ、29日にダンディー・ユナイテッドとの試合が組まれており、古橋がワールドカップ予選で日本代表に招集された場合、そのリーグ戦2試合は欠場となる。

 1月27日に中国戦、2月1日にサウジアラビア戦が組まれている最終予選は、本来ならば2021年8月に開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響により延期。2022年へ繰り越される形となった。また、欧州以外の地域・大陸が該当となったため、ヨーロッパ各国ではウインターブレイク明けでリーグ戦が行なわれるこの時期に、変則的に組み込まれている。
  スコットランド紙『Dayliy Record』は「セルティックはウインターブレイク明けの重要な2試合でキョウゴを失うことになる」と伝えている。その上で、今月14日まで行なわれていたアジア最終予選のふたつのゲーム、サウジアラビア戦、オーストラリア戦の試合内容を振り返り「日本代表のアイコンであるケイスケ・ホンダをはじめ、多くのファンがキョウゴを試合の最初から起用しなかったことを不思議に思っていた」と古橋の起用法への日本国内の反応にも触れた。

 また、サッカーサイト『TRANSFER TAVERN』も古橋の来年早々のクラブ離脱をトピックとして取り上げており、「もし日本代表に起用されるとしたらセルティックはフルハシを阻止できないだろう」と見解を述べた。さらに「最近はフルハシがいないと苦戦が続いている。レアル・ベティスやリビングストンに敗れ、ダンディー・ユナイテッドにも勝てなかった。現段階ではフルハシがチームの鍵を握っている」とリーグ戦やヨーロッパリーグでの結果を持ち出し、古橋不在への不安を綴っている。

 クラブ、代表の両方でその存在が重要視されている古橋。セルティックは現在、リーグ戦で中位にとどまっている。代表招集を拒むことのできないクラブは、どんなチーム状況で来年1月を迎えるのだろうか。名門の苦悩はまだまだ続きそうだ。

構成●THE DIGEST編集部