2021年のMLBにおいて二刀流で快進撃を続け、文字通り歴史を作った大谷翔平。彼が投手として記録した9勝を『THE DIGEST』のヒット記事で振り返る。

 今回取り上げるのは、再び防御率2点台に突入させた一戦だ。この日、リアル二刀流で出場した大谷は無安打に終わるも、マウンドではスライダーを多投して凡打の山を築く。試合はチームが2ー1で勝利し、メジャー自己最多を更新する6勝目&節目のメジャー通算10勝目を手にした。

記事初掲載:2021年8月5日

【動画】圧巻の3三振! 大谷翔平がギアを入れた三振ハイライトをチェック

―――◆―――◆―――

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は現地時間8月4日、敵地で行われたテキサス・レンジャーズ戦に「2番・投手」で先発。6回4安打1失点6奪三振の好投で今季6勝目を手にした。

 打球を指にあてた影響で登板が開いた中、“リアル二刀流”で先発マウンドに上がった大谷。最速99.2マイル(約160キロ)の4シームはもちろん、スライダー、カッター、スプリッターを交える素晴らしいピッチングで序盤からレンジャーズ打線を抑えていく。

 3回にはアウト3つすべてを三振で奪い、6回に内野ゴロの間に1点を失っても、最後の打者を三振に仕留めてピンチを広げなかった。何よりこの日も無四球でとどめ、直近4先発でわずか1四球とコントロールが劇的に向上している。
  もっとも、大谷が6回で降板したことで、不安だらけのリリーフ陣に残る3イニングを託すことになった。いずれも走者を背負い、三塁へランナーが進まれることもあったが、どうにか大谷の白星をギリギリで守った形だ。

 この日の好投で防御率もついに2.93と2点台へ突入。メジャートップの37本塁打を放っている大打者ということを改めて考えると、異次元というほかない。

 もっとも、打席では3打数ノーヒット1三振と快音は聞かれず、7試合連続ノーアーチ。大谷基準では"低調"が続いており、38号への期待が高まるばかりである。

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る

【PHOTO】“歴史的なシーズン”をホームランで締め括る!二刀流で大躍進を遂げた大谷翔平の2021年を厳選!