堂々のトップ選出だ。現地時間11月4日、英スポーツ専門ラジオ局『talk SPORT』は、全階級のボクサーを格付けしたパウンド・フォー・パウンド(PFP)の最新版を発表。WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者の井上尚弥(大橋)を1位に選んだ。
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 体重差などあらゆる条件を均等にして戦った場合、いったい誰が最強なのか。それを示すPFPは、文字通り世界の猛者が集う。ゆえに『talk SPORT』の今回のランキングの顔ぶれも豪華絢爛だ。

 アンソニー・ジョシュア(米国/10位)やテレンス・クロフォード(米国/9位)、さらに「カネロ」ことサウル・アルバレス(メキシコ/5位)、今年12月29日に村田諒太(帝拳)と対戦予定のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン/7位)がランクインするなかで、同メディアは井上を1位に選出したのである。

 今年6月に行なわれたマイケル・ダスマリナス(フィリピン)戦で、3回TKO勝ちという完勝劇を演じていた“モンスター”は、プロキャリア21戦無敗。向かうところ敵なしの強さを誇っている。
  同メディアはPFPについて「我々はこのランキングにおいて、マイク・タイソンやトミー・ハーンズ、ジョージ・フォアマン、フェリックス・トリニダードといった神話上で語り継がれるレジェンドたちを過去に選んできた」と強調。そのうえで、「今回は世界で最も難しいPFPになった」と続け、井上について、こう寸評を寄せた。

「今回のランキングのなかで最小の男は、PFPのベストワンだ。日本の『モンスター』は、勝負をあっさりと終わらせる衝撃的なパワーだけでなく、それを巧みに活かせるスキルも持っている。彼を倒すのに近づいたのは、ノニト・ドネアだけだ。バンタム級の選手とは思えないほどの衝撃を食らわせる彼は、ライバルにとって常に体と頭への脅威を感じさせている」

 数多のライバルたちを退け、“世界トップ”に選ばれた井上。今年12月14日にはアラン・ディパエン(タイ)との防衛戦を控えているが、下馬評通りに圧勝劇を演じてしまう機運は高まっている。

 以下は、『talk SPORT』が選んだPFPのトップ10

10位:アンソニー・ジョシュア(英国/ヘビー級)
9位:テレンス・クロフォード(米国/ウェルター級)
8位:ユニエル・ドルティコス(キューバ/クルーザー級)
7位:ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン/ミドル級)
6位:テオフィモ・ロペス(米国/ライト級)
5位:カネロ・アルバレス(メキシコ/スーパーミドル級)
4位:アルツール・ベテルビエフ(ロシア/ライトヘビー級)
3位:ガーボンタ・デイビス(米国/ライト級)
2位:デオンテイ・ワイルダー(米国/ヘビー級)
1位:井上尚弥(日本/バンタム級)

構成●THE DIGEST編集部

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