11月6日、新日本プロレスは、『POWER STRUGGLE』を大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)で開催。第4試合では、9度の防衛に成功しているNEVER無差別級6人タッグ王者の後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI組が、バレットクラブ“HOUSE OF TORTURE”のEVIL&高橋裕二郎&SHO組を相手に10度目の防衛戦を行なった。

 HOUSE OF TORTUREは、すっかりお馴染みとなったセコンドのディック東郷の辟易とする介入劇をはじめ、リング内外を使った無法殺法を序盤から展開。一方のCHAOS組は巧みな連携攻撃で応戦し、終盤には後藤&YOSHI-HASHIがEVILを一気に攻め立てた。

 だが、これを東郷が妨害。3カウントが幻と消えると、試合は混戦模様に。そしてCHAOS組から闇堕ちしたSHOがYOSHI-HASHIをスパナで殴打。すかさずEVILがYOSHI-HASHIを必殺のEVILで沈め、HOUSE OF TORTUREが王座を強奪。

 試合後も、HOUSE OF TORTUREがケインやスパナを手に相手を襲撃し続ける。そこになんとYOHが救助に駆けつける。これを憎たらしく見つめたSHOは、かつての相方とにらみ合ってから、バックステージへと去っていった。
  バックステージでHOUSE OF TORTUREは一様にYOHへの怒りを爆発させる。EVILは「ふざけんな…いいか、オイ!? 勝ったのは、この俺らだ。わかったか!? あの野郎(YOH)、俺らの時間を潰しやがってよ。テメェはよ、引退したんじゃねぇのかよ。この野郎! まあ、それでもオメェが潰されてぇって言うんだったら、この男(SHO)が、もう1回オメェを叩き潰してやるよ。よく覚えとけ」とSHOに制裁を託す様子だ。

 さらに裕二郎が「俺たちがよ、きょうからNEVERの(6人)タッグチャンピオンだよ。チャンピオンならよ、何をやっても許されちまうんだよ。あぁっ!?」と自分たちのファイトスタイルを正当化すれば、SHOは「YOH。お前、なんでここにいんだよ!? 引退したんじゃなかったのか!? オメェの口から『引退させて下さい』って言いたくなるように、身体も、(胸を指さし)ここも、グッチャグッチャに潰してやる」と元相方への完全制裁を公言した。

 一方のYOHは手を叩きつつバックステージに登場すると、「ありがとう。時間返しに来ました」とSHOへの復讐に向けて目がギラつかせた。年末年始にかけて両雄の闘いが本格化するのは間違いない。

◆新日本プロレス◆
『POWER STRUGGLE』
2021年11月6日
大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)
観衆 2367人
▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合(60分1本勝負)
<王者組>後藤洋央紀&石井智宏&●YOSHI-HASHI(13分46秒 片エビ固め)EVIL○&高橋裕二郎&SHO
※EVIL
※第21代王者組が10度目の防衛に失敗。EVIL&高橋裕二郎&SHOが第22代王者となる。

文●どら増田