昨季後半に見事な快進撃を見せ、イースタン・カンファレンス決勝まで勝ち進むサプライズを起こしたアトランタ・ホークス。当然、今季はそれを上回る結果が期待されているが、開幕10試合を終えた時点で4勝6敗と苦戦を強いられている。

 そしてその要因は、チームの絶対的エースであるトレイ・ヤングの“モチベーション”にあるのかもしれない。『The Athletic』のクリス・キルシュナー記者によれば、ヤングはレギュラーシーズンの試合を“退屈”と感じているようだ。
 「俺たちのマインドは、もう“ハンター”じゃないんだ。レギュラーシーズンだからね。正直に言うと、プレーオフよりもずっと退屈なんだよ。プレーオフのようなプレーをするためには、そのモチベーションを見つけなければならない。そしてこのチームが勝つために、いったい何人が自分を犠牲にできるのかを考えなければならない。最終的には勝つことが大事なんだ。勝つから飯が食えるんだ」

 そう話したヤングは、今季の平均得点が23.3点と昨季(25.3点)とダウンしているほか、フィールドゴール成功率(41.0%)と3ポイント成功率(28.6%)はともにキャリアワーストと、今ひとつ乗り切れていない。これが新ルールや新たな公式球の影響なのか、それともモチベーションが原因なのかは定かではないが、実力を発揮し切れていないのは間違いない。

 “ビッグマウス”とも取れる今回の発言。ただ、ヤングは昨季のプレーオフでも、ニックス相手にビッグショットを沈めて観客を煽るなど“ヒール役”が似合う選手として認知されつつある。ホークスを上昇気流に乗せ、誰にも文句を言わせないまま、昨今はめっきり少なくなった“個性派悪童キャラ”を貫いてほしいところだ。

構成●ダンクシュート編集部

【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!