イングランドプレミアリーグで現在4位につけるアーセナル。開幕から3連敗を喫したものの、シーズン序盤での立て直しに成功し、上位での折り返しを迎えようとしている。

 躍進を支える一人である冨安健洋は、ここまで右サイドバックに定着し16試合に出場、加入一年目ながらも不動のレギュラーの座を手にした。

 クラブは公式戦10戦負け無しなど安定した戦いを繰り広げ、欧州チャンピオンズリーグ出場権も視野に入れる今シーズン、冨安をはじめアーセナルの一員となった新たな顔ぶれへの評価は高い。イギリスサッカーサイト『Football London』は特集記事を配信、アーセナルのここまでの戦いぶりや冨安等、新加入選手の貢献度などを振り返っている。

『アーセナルのチャンピオンズリーグへの展望』と銘打たれたトピックは、冒頭より「今シーズンのアーセナルのサクセスストーリーは、リクルートによる部分が大きい」として、新戦力の活躍を讃えている。
  この中で、GKのアーロン・ラムズテール、そして冨安の二人の名前を挙げ、「アーセナルが今シーズン獲得した選手といえば、元シェフィールド・ユナイテッドのGK、アーロン・ラムズデールが思い浮かぶだろう」とした上で、「しかし、右サイドバックのタケヒロ・トミヤスは、そのパフォーマンスに対して十分な評価を得ていない、いわば縁の下の力持ちである」と冨安のチーム内での位置付けを強調した。

 さらに「現在のアーセナルでは、右サイドバックとしてボールを確実に運び、それ以外でも堅固な守備を提供できている」「1700万ポンドで獲得したトミヤスは、そのシステムに最適な選手を獲得した完璧な例と言える」として、冨安の戦術面における適応力の高さにも言及している。

 同メディアは他にも「トミヤスがアーセナルのシャツを着て、ここまで成功したのはさほど驚くことではないだろう」と述べており、冨安のプレーヤーとしての資質を評した。

 攻守において見事なスキルを発揮していた冨安だったが、12月18日のリーズ・ユナイテッド戦で右足の負傷により後半途中で交代、13試合続いていたリーグ戦フル出場も途絶える結果となった。次戦への出場も定かではない中であるが、再びピッチに立ち名門を牽引する姿を、多くのアーセナルファンが待ち望んでいる。

構成●THE DIGEST編集部