12月26日、さいたまスーパーアリーナで開催されているフィギュアスケートの全日本選手権が4日目を迎え、男子シングルのフリースケーティング(FS)が行なわれる。

 男子ショートプログラム(SP)で新プログラム『序奏とロンド・カプリチオーソ』を披露し、111・31点でトップに立った羽生結弦は、フリーで偉業に挑む。曲は昨シーズンと同じ『天と地と』を選択し、かねてから挑戦を続けている4回転半ジャンプ(クワドアクセル)を組み込む。

 冒頭に4Aを入れ、4回転サルコー、トリプルアクセル+2回転トゥループ、3回転ループと続き、フライングチェンジフットコンビネーションスピン、ステップシークエンスを挟んで後半から4回転+3回転トゥループ、4回転トゥループ+オイラー+3回転サルコー、トリプルアクセルと続く。決めれば”世界初”となる4Aの成否に注目が集まる。

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 また、SPを101・88点でまとめ、2位につけた宇野昌磨は、フリーで4回転ジャンプを5本組み込む構成を予定。曲は『ボレロ』で、冒頭に4回転ループ、4回転サルコー、4回転+3回転トゥループ、トリプルアクセル、後半に4回転フリップ、4回転+2回転トゥループ、トリプルアクセル+オイラー+3回転フリップというジャンプ構成だ。非常に挑戦的なプログラムで、成功すれば高い得点が期待できる。本人が掲げる「ノーミスの演技」にも期待がかかる。

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  また、SPは珍しくジャンプのミスで出遅れ、95・15点で3位の鍵山優真は、フリーで4回転サルコー、3回転ルッツ、4回転+3回転トゥループ、トリプルアクセル+オイラー+3回転サルコー、後半に4回転トゥループ、3回転フリップ+ループ、トリプルアクセルを予定。今シーズンのグランプリ(GP)シリーズを2度制した17歳が『グラディエーター』で舞い、トップ2に食らいつくか。

 4位の山本草太、5位の三浦佳生、6位の三宅星南に加え、第3グループで演技する7位の友野一希、8位佐藤駿、9位島田高志郎、10位田中刑事らも複数の4回転ジャンプを準備。レベルの高い戦いが予想される。

 優勝者は北京五輪への派遣が内定する。残りの2名も含め、正式な代表メンバーは競技終了後に発表される。

 主な滑走順は以下。

第3グループ
19時27分 壺井達也
19時35分 本田ルーカス剛史
19時43分 田中刑事
19時51分 島田高志郎
19時59分 佐藤 駿
20時7分 友野一希

第4グループ(最終)
20時23分 三宅星南
20時31分 三浦佳生
20時39分 山本草太
20時47分 鍵山優真
20時55分 宇野昌磨
21時3分 羽生結弦

構成●THE DIGEST編集部

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