2021年のスポーツ界で印象的なシーンを『THE DIGEST』のヒット記事で振り返る当企画。今回クローズアップするのは、石川佳純が『世界卓球2021』の勝利インタビューで見せた一幕だ。日本語通訳が不在のなか、流暢な中国語で対応した28歳に、各方面から称賛の声が上がった。

記事初掲載:2021年10月27日

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 ヒューストンで行なわれている『世界卓球2021』で、石川佳純がシングルス3回戦の勝利インタビューの際に、流暢な中国語スピーチを披露し、中国でも話題を集めている。

 石川は、幼いころから中国人コーチの指導を受けたこともあり、中国語はネイティブに近いレベルで話せる。本人は、インタビューなどで、「中国語を特別に学んだことはない」と答えており、外国人と身近に接する環境で育ち、自然と語学力が身に付いたようだ。

 この日は、日本語通訳が不在だったため、インタビュアーが英語を中国語に訳して今日のパフォーマンスについて質問するという珍しいシーンがあった。石川は「今日は思う存分力を発揮できました。自身のメンタリティも非常に良いです」と中国語で回答すると、観客は沸き上がり、歓声と拍手が鳴り響いた。

【動画】石川佳純が披露した流暢な中国語スピーチをチェック この質疑応答を見た中国メディア『捜狐体育』は11月28日、「日本の選手に中国語でインタビュー。石川は笑顔で対応し、観客は大歓声」と報じた上で、「彼女はとても純粋で笑顔が素敵だ。謙虚で気さくな性格であるため、中国のファンに親しみやすい印象を与える」と報道。続けて「こんな可愛らしい女性を嫌いな人はいますか?」とコメントを寄せた。

 同大会のシングルス準々決勝では、世界ランク1位の陳夢にゲームカウント0-4で敗れ、4強入りを逃した。またしても悲願の金メダルには届かなかった。

構成●THE DIGEST編集部

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