新型コロナウイルスに感染し、現在は自宅療養中の男子テニス世界ランク6位のラファエル・ナダル(スペイン)が自身のインスタグラム(@rafaelnadal)のストーリーで筋力トレーニングをする様子を画像で公開した。

 今年8月初旬のシティー・オープンを最後に左足のケガで2021年シーズンを終了したナダルは、12月中旬に行なわれたエキジビション「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」(12月16日〜18日/アラブ首長国連邦・アブダビ/ハードコート)で復帰。16日の元世界王者のアンディ・マリー(イギリス/現134位)との準決勝、18日のデニス・シャポバロフ(カナダ/14位)との3位決定戦でいずれも敗れ、大会終了後は母国スペインに帰国した。

 ところが、ナダルはスペインに到着した際に行なわれたPCR検査で新型コロナの陽性が判明。エントリーしている「全豪オープン」(1月17日〜30日/オーストラリア・メルボルン/グランドスラム)の開幕まで1カ月を切った中、現地12月20日には自身のSNSで「スケジュールについては柔軟に対応しなければならず、自分の回復具合に応じて選択肢を考えていくつもりです。今後のトーナメントについて決定したことがありましたら、またその時にお知らせします」と報告していた。
  現段階では全豪の前哨戦として1月3日から開催される「アデレード国際」(オーストラリア・メルボルン/ハードコート/ATP250)にも出場を予定しているナダルだが、オーストラリアでの2022年シーズン開幕に間に合うのか依然として不透明な状況が続いている。それでも男子テニス界のレジェンドは変わらず調整を進めていくようだ。

 現地12月26日にストーリーを更新したナダルは両手に持ったそれぞれのダンベルを掲げた自宅での写真をアップ。その中で「少しずつトレーニングを再開していきます」とファンに向けて報告した。なお、同ストーリーは投稿から24時間以上が経過しているため、すでに削除されている。

 全豪では男子テニスで世界王者のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に次いでオープン化以降2人目となるダブルグランドスラム(全ての四大大会をキャリアで2度以上制覇すること)の偉業達成がかかるナダル。苦境に立たされていることは間違いないが、ぜひとも新シーズン開幕と共に元気にコート上を駆け回る姿を見せてもらいたい。

文●中村光佑

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