2021年、まばゆいばかりの輝きを放った大谷翔平(エンジェルス)。投打二刀流での圧倒的なパフォーマンスはもちろん、プレー以外でも多くの話題を届けてくれた。そのなかから厳選した5つの「珍」ニュースをお届けしよう。

●まさかの交通渋滞で先発回避

 5月27日、敵地でのアスレティックス戦、大谷は投手として先発予定だったのだが、試合直前に登板回避のアナウンス。開幕から二刀流で活躍してきた偉才が「まさか故障に……」と、多くのファンが心配したが、理由はまさかの“遅刻”だった。

 サンフランシスコのホテルから乗ったチームバスが渋滞に巻き込まれ、やむなくBART(ベイエリア高速鉄道)で球場に向かったものの、準備の時間が足りなかったための措置。BARTは「オオタニの乗車は光栄」とツイートし、ユニフォーム姿で電車に乗り込む大谷のコラ画像を作成するファンもいた。
 ●あわや乱闘!? 大谷の2打席連続の死球攻め”に…

 結局、大谷は翌28日の同カードで先発登板したのだが、この試合でも“事件”が起きた。3回無死一塁、大谷が投じた93マイル(約150キロ)の速球が、打席のマーク・カナの頭部付近にすっ飛んでしまう。カナは「いい加減にしろよ! ショウ!」と激昂し、両軍ベンチがにらみ合う展開になった。

 この一球で終わればよかったものの、大谷はカナの次の打席で本当にボールをぶつけてしまう。しかし、当てた瞬間にヒザから崩れ落ちて申し訳なさそうな態度を見せたからか、この時のカナは笑顔を見せながら一塁へと向かい、一件落着だった。

【動画】「いい加減にしろ、ショウ!」あわや乱闘騒ぎになったシーンがこれだ

●記念すべきHRダービーの“相方”に仲良しの一平さんを起用

 前半戦の圧倒的すぎる活躍により、大谷はオールスターに史上初となる投打両部門で選出される。さらには、球宴前日に開催されるホームラン・ダービーにも日本人初の出場を果たし、オールスター・ウイークは文字通り大谷一色に染まった。

 球界を代表するお祭りで、大谷は心憎い演出を見せた。ホームラン・ダービーの捕手役として、公私ともに仲良しの水原一平通訳を起用したのだった。ダービー直前のテレビインタビューで殿堂入り投手のペドロ・マルティネスから起用の理由を訊かれた大谷は「僕より緊張している人がいた方が楽かなと思って」と笑いながら回答し、ペドロも爆笑していた。ダービー中も、チームメイトのマイク・トラウトから直接電話で激励を受けるなど印象に残るシーンが多かった。

【PHOTO】世界が驚嘆する偉才・大谷翔平のキャリアを厳選ショットで一挙公開!花巻東、日ハム、エンジェルスでの活躍を振り返る

【PHOTO】“歴史的なシーズン”をホームランで締め括る!二刀流で大躍進を遂げた大谷翔平の2021年を厳選!●三冠王との“いちゃいちゃ”が話題沸騰

 今シーズンの活躍で、メジャーリーガーの間でも“大谷ファン”が続出。その最たる例が、元三冠王のミゲル・カブレラ(タイガース)だ。

 一塁を守っていた6月17日の試合で、大谷が出塁するや股間を触ったり、前のイニングで死球をぶつけられた“報復”にパンチを繰り出す仕草を見せるなど、ちょっかい出しまくり。8月に再び相まみえた際は、ポケットからバッティンググローブを抜き取るイタズラも。大谷も、大打者からのいじりにまんざらでもない様子だった。
 ●大谷も思わず爆笑! 変則左腕の衝撃すぎる投球に…

 球界屈指のスラッガーへと成長した大谷を封じるため、衝撃(笑劇?)投法を編み出したのがネスター・コルテス(ヤンキース)だ。6月29日、2打席連続本塁打と乗りに乗っていた大谷と相対したコルテスは、カウント1-2と追い込んだ場面でとっておきの”秘策”を繰り出した。

 軸足の左足で何度もプレートを踏み、いよいよ右足を上げたかと思いきや、ここでもバタバタさせてなかなかモーションに入らず、球審も思わずタイムを宣告。これには大谷も苦笑するしかなかった。タイムが明けるや、コルテスは今度は超速クイックも披露。最後は普通のリズムで投げたのだが、タイミングを外された大谷は大きなセンターフライに終わった。

構成●SLUGGER編集部

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