新年を迎え、いよいよ3月にプロ野球の2022年シーズンが幕を開ける。果たして、今年の年俸各球団トップ選手は誰なのだろうか。今回はパ・リーグだ。

<パ・リーグ球団別最高年俸> 
●楽天:田中将大(33歳)/9億円←9億円 
●ソフトバンク:柳田悠岐(33歳)/6億2000万円←6億1000万円 
●オリックス:吉田正尚(28歳)/4億円←2億8000万円 
※山本由伸は未更改
●日本ハム:近藤健介(28歳)/2億5500万円←1億9500万円 
●西武:増田達至(33歳)/3億円←3億円 
●ロッテ:益田直也(32歳)/2億円←2億円 

【動画】これぞ怪物ギータ! 最高年俸にふさわしいモンスターHRがこれだ

 パ・リーグの、そして日本球界最高年俸は、2年連続で“神の子”・田中将大の9億円だ。昨年、ヤンキースから日本へ電撃凱旋を果たした田中だが、結果は4勝9敗とまさかの負け越しに終わった。それでも防御率は3.01、QS率73.9%はリーグ3位、WHIP1.03は2位とさすがの投球内容。一部でメジャー復帰もささやかれていた中、ファン感謝祭で残留を表明し、現状維持の9億円で“2年目”のリベンジを期す。 
  田中に次ぐプロ野球全体2位の年俸を手にしているのが柳田悠岐(ソフトバンク)だ。メジャーも熱視線を送っていた怪物バッターは19年オフに年俸5億7000万円+出来高の7年契約を結び、生涯ホークス宣言も飛び出した。

 すると、契約1年目の20年にリーグ1位のOPS1.071を記録してMVPを受賞。4000万円増の6億1000万円で契約更改すると、昨年も軒並みリーグトップ級の成績を残し、6億2000万円と微増ながらさらに年俸アップ。“ゴジラ”松井秀喜を抜いて日本人野手歴代最高額を手にした。 

 日本ハム、西武、ロッテのトップはいずれも複数年契約の選手。近藤健介(日本ハム)は3年契約最終年に6000万円増となった一方で、“ダブルますだ”は現状維持だった。しかし、その内容は完全に明暗分かれた形。20年シーズンに最多セーブのタイトルを獲得した増田達至(西武)は、昨年は体調不良などで成績が悪化し、自己最少登板にとどまった。だが、ロッテの益田直也はリーグ最多の67試合に登板して球団新記録の38セーブを挙げる大活躍を見せている。 

 オリックスの年俸トップは球界を代表する打者・吉田正尚の4億円だ。昨季は2年連続の首位打者に輝くとともに出塁率・長打率も堂々のリーグトップ。25年ぶりリーグ優勝の原動力となった。しかし、吉田正を超える可能性のある選手が一人、まだ契約更改を終えていない。史上8人目の投手五冠に輝いた山本由伸だ。

 日本最強投手は昨季の年俸は1億5000万円で、そこからの大幅アップは確実。一気に4億円の大台に到達するかどうかは分からないが、昨季の成績の傑出度を考えれば、あり得ない話ではないだろう。 

構成●SLUGGER編集部