テニス界だけでなく世界中に波紋を広げている、ノバク・ジョコビッチ(セルビア/世界ランキング1位)のオーストラリア入国拒否騒動。『全豪オープン』(グランドスラム/ハードコート)の開幕が1週間後に迫るなか、まだ問題の解決には至っていない状況だ。

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 大会側からワクチン接種を免除されて渡航したにもかかわらず、ジョコビッチはメルボルンに到着した現地時間1月5日に入国ビザが取り消しに。ジョコビッチの弁護団は8日、ワクチンの免除理由について、昨年12月16日に新型コロナウイルスの感染が確認されていたからだと主張した。

 世界を騒がせているこの状況に、意見を発するテニス選手は少なくない。そのなかで今回、新たに反応を見せているのが、かつてジョコビッチとともに“ビッグ4”のひとりとして一時代を築いた、元シングルス世界1位のアンディ・マリー(イギリス)だ。英紙『Daily Express』が現地時間1月9日、その内容を報じている。
  記事によると、ジョコビッチの友人としても知られるマリーは「正直なところ、誰もが(この状況に)ショックを受けていると思う」と始めると、その上で「今2つ言いたいことがある」とコメント。まず1つ目は、「ノバクの無事を願うということだ」と述べた。

 さらに、長年の友人として「僕は彼のことをよく知っているし、いつもいい関係を築いてきた」と続けると、「テニス界にとってまったく良いことではない」と2つ目の主張。「関係者にとっても良いことだとは思わない。本当にひどい」と同騒動への印象を明かした。

 現在は、メルボルン市内のホテルに留め置かれているジョコビッチ。裁判所に出した国外退去への異議申し立てについては、1月10日にその可否が決定されることになっているが、はたしてどうなるか――。

構成●THE DIGEST編集部