体男子体操でオリンピック個人総合2連覇、さらに団体でも金メダルを獲得した内村航平(ジョイカル)が、1月11日に現役引退を発表した。

 オールラウンダーとして6種目をハイレベルな演技で戦っていた“キング”は、個人総合でロンドン大会とリオ大会で五輪連覇を果たす。しかし、2017年以降は度重なる故障に苦しみ、昨夏に開催された東京五輪は種目別の鉄棒に絞って出場するも、予選でまさかの落下。メダルの期待が寄せられるも遠く叶わずに、キャリアは幕切れとなった。

 世界大会で積み上げたメダル数は実に28個。これは体操ニッポン史上最多の数字だ。さらにつま先まで揃った空中姿勢や安定した着地など“美”を極めた彼の演技は、いまなお国内外から称賛される。
  東京五輪のあん馬で7位入賞したアイルランドのリース・マクレナハンも賛辞を惜しまないひとりだ。同ニュースに反応した22歳は、「史上最高の体操選手が引退しました」と自身のSNSに書き出し、“キング”へ惜別のメッセージを寄せた。

「私はコウヘイさんを見て育った。彼のおかげで体操を好きになれました。コウヘイさんと一緒にトレーニングし、競い合う機会をくれたことを永遠に感謝します」

 最後には「五輪メダル7つ&世界選手権メダル21個とか神!」と称賛。海を越えた選手もが憧れたという日本のレジェンド。彼が体操界に残したものは、決して色あせないものとなるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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