現地時間1月17日(日本時間18日)、ワシントン・ウィザーズはホームでイースタン・カンファレンス6位のフィラデルフィア・セブンティシクサーズと対戦した。

 ウィザーズは前の試合に続いてウェス・アンセルド・ヘッドコーチ(HC)を新型コロナウイルスの健康安全プロトコル入りで欠いたが、第1クォーターで38得点を奪うと、第2クォーター以降も試合の主導権を握り、117−98で勝利。20得点以上の選手は1人もいなかったものの、7人が2桁得点、ベンチスコアで63−27と大差をつけ、強豪相手に白星をあげた。

 今季5試合目の出場となった八村塁は、16分9秒の出場で11得点、5リバウンド、1スティール、フィールドゴール50.0%(3/6)、3ポイント50.0%(1/2)、フリースロー100.0%(4/4)で勝利に貢献。

 1月9日の復帰以降は6得点、7得点、3得点、5得点と1桁が続いていた八村だが、この日は第2クォーター残り10分にフリースローで初得点をあげると、その1分後には3ポイントをヒット。第3、第4クォーターにもフリースローやジャンプシュートで加点するなど、今季5戦目にして初の2桁得点をマークした。
  試合後、ジョセフ・ブレアー代替HCは八村について「ルイは今日良かったね。しかしもっと良くなっていくと思う。実戦のスピードにもっと慣れてくれば、さらに向上していくだろう」と今後に期待を寄せた。

 15得点に両軍最多の16リバウンドをマークしたクーズマも「今日はルイの復帰後ではベストゲームだった。素晴らしかったよ。堂々とプレーしていた。打つべきショットを打っていたし、ディフェンスも良かった」と日本人フォワードのプレーを絶賛。

 指揮官交代、新システム、キャリア初のベンチスタートなど過去2年間と状況が異なる中でも、少しずつ調子を上げている八村。しかしブレアー代替HCが「もっと良くなっていく」と語るように、日本のエースはまだ23歳と無限の可能性を秘めている。

 ウィザーズは現在23勝21敗(勝率52.3%)でイースタン・カンファレンス8位だが、9位のトロント・ラプターズとはわずか0.5ゲーム差となっている。2年連続のプレーオフ進出に向け、背番号8のさらなる活躍に期待したい。

文●秋山裕之(フリーライター)