シカゴ・カブスの鈴木誠也が、開幕から快音を響かせている。メジャー1年目にして驚異的な打撃力を発揮し、9試合連続安打を記録。ナショナル・リーグの打撃各部門で上位に位置するなど目覚ましい活躍ぶりだ。

 さらに、シーズン前より高く評価されていたもう一つのスキルが選球眼だ。ストライクゾーンの見極めの正確さは開幕以降、早くから米球界をはじめメディアからも注目されており、その結果が現在、レギュラーシーズン11試合終了時での四球が12個、リーグ2位タイという記録に表われている。

【PHOTO】艶やかに球場を彩るMLBの「美女チアリーダーズ」! 現地時間19日のタンパベイ・レイズ戦では安打こそ無かったものの、3打席で四球を選び出塁している。高打率に加え四球での出塁は、言うまでもなくチームへの貢献度は絶大であり、カブスを率いるデビッド・ロス監督からも「本当に選球眼がいい。驚くほどだ」とこの上ない賛辞が送られている。

 さらに、地元メディア『Cubbies Crib』では現地時間19日に配信された記事の中で、レイズとの初戦を振り返っている。やはり選球眼の良さに触れており、4打席で3打数2安打1死球の内容について、「4対2で勝利したこの日、スズキは3度出塁し、4打席で計22球投じさせた」と、各打席でのピッチャーの球数の多さを指摘。その上で「その忍耐力はカブスファンにとって日常的な『必見アイテム』となっている」と評した。

 同メディアは他にも、カブスがナ・リーグ中地区で首位争いを繰り広げていることや、チーム打率もリーグ上位であることを挙げ「間違いなくスズキの存在が無ければカブスはこの位置には居なかったはずだ」と、ルーキーの活躍を称えている。

 加えて「大リーグでの初仕事を経験したばかりではあるが、劇的な形で道を切り開いている」と述べており「彼は、シーズンが始まって以来、支配的な存在となっている。そして次は何を見せてくれるのか、楽しみだ」と締めくくっている。

 現在、出塁率は両リーグ通じてダントツのトップとなる.581を記録。際どいコースを見極め、球数を増やすことで相手投手にダメージを与え、さらに自らも高い確率での出塁と、打者としてのスキの無さが発揮されている。MLBという舞台に移っても、鋭い当たりや長打力に加え、選球眼でも相手投手の脅威となり続ける鈴木誠也。まさに、ここからの試合でもどんなプレーが見られるのか、期待は膨らむばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】序盤戦から打棒爆発! 右翼席へ運んだ鈴木誠也の4号アーチ!

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