2021年のスポーツシーンにおいて最も優れた功績を残した個人や団体を表彰する『ローレウス世界スポーツ賞 2022』が発表され、19歳の女子テニス選手エマ・ラドゥカヌ(世界ランキング11位/イギリス)が、「年間最優秀成長選手賞」を受賞した。

 ラドゥカヌは昨年の全米オープンに予選から出場して優勝するという、男女を通じてグランドスラム(四大大会)史上初の快挙を達成した18歳(当時)。しかも予選から決勝までの10試合全てをストレートで勝ちし、大会後のランキングを338位から一気に23位まで押し上げたスーパーガールだ。

 今回の受賞は、そうした彼女の功績が認められ「年間最優秀成長選手賞」受賞に至ったというわけである。ちなみに昨年はアメリカンフットボールのパトリック・マホームズが受賞しており、テニス選手が同賞を受賞するのは、2019年の大坂なおみ以来となる。

 受賞したラドゥカヌは、「ローレウス・アカデミーの皆様、私に投票していただき、本当にありがとうございました。この賞を受賞できたことは、とても意味のあることで、他の賞を受賞された方々にもお祝いしたいと思います」とローレウス世界スポーツ賞の公式ホームページを通じてコメントしている。
  全米オープン後は思うように結果を出せず、新たに専属コーチを雇うなど試行錯誤が続いたが、今季は徐々に調子も上向きで4月25日は発表のランキングでは11位まで上昇。トップ10入りも射程圏内に捉えている。それだけに今回の受賞は大きな励みになるにちがいなく、今後のさらなる飛躍に期待がかかる。

 なお、『ローレウス世界スポーツ賞 2022』の受賞者は以下のとおり。

■年間最優秀男子選手部門=マックス・フェルスタッペン(F1/オランダ)
■年間最優秀女子選手部門=エレイン・トンプソン-ヘラ(陸上/ジャマイカ)
■年間最優秀チーム部門=サッカー男子イタリア代表(イタリア)
■年間最優秀成長選手部門=エマ・ラドゥカヌ(テニス/イギリス)
■年間最優秀復活選手部門=スカイ・ブラウン(スケートボード/イギリス)
■年間最優秀障害者選手部門=マルセル・フグ(車いす陸上/スイス)
■年間最優秀アクションスポーツ選手部門=ベサニー・シュリーバー(BMX/イギリス)
■生涯功労賞=トム・ブレイディ(アメリカンフットボール/アメリカ)
■アカデミー偉業達成賞=ロベルト・レバンドフスキ(サッカー/ポーランド)
■スポーツ・アイコン賞=バレンティーノ・ロッシ(オートバイ/イタリア)
■スポーツ・フォー・グッド賞=Lost Boyz Inc.
■スポーツ・フォー・グッド・ソサエティ賞=レアル・マドリード財団(スペイン)
■年間アスリート支援者賞=ゲーラルド・アサモア(サッカー/ドイツ)
※カッコ内は(競技種目/国籍)

構成●スマッシュ編集部

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