開幕から3週間が経過した今季のメジャーリーグ(MLB)で、メディアの話題の中心となっているのがシカゴ・カブスの鈴木誠也だ。

 今オフに広島東洋カープからポスティング・システムでカブスへ入団した鈴木は99日間のロックアウトの影響で、キャンプも短縮され、「アジャストするのに時間がかかるのでは」と懸念されていた。実際、オープン戦は7試合出場、本塁打は2本マークしたものの、6試合目まではヒットが出ず、打率.235で、鈴木の本来の実力からすると物足りなさを感じる成績で終えた。
【関連記事】メジャーは鈴木誠也に対する「準備ができていなかった」。米メディアが「今季のビッグサプライズ」として特集 しかしながら、開幕戦が始まってみたらどうだろう。25日(現地時間)時点での鈴木の成績は16試合出場、打率.354、4本塁打、13打点、16三振、13四球、OPS1.180(出塁率.492+長打率.688)といい意味で期待を裏切り、すでにメジャーでトップクラスの成績を誇っている。なんとOPSはメジャー1位、打率はリーグ4位となっている。

 そんな中、米メディア『Call to the Pen』のマイケル・ケイヒル記者は、メジャーの選手の中で、“熱いスタート”を切り、このパフォーマンスを継続できる選手を6人取り上げて紹介している。

 その6人に中に選ばれたのが鈴木である。同記者は鈴木の成績について言及し、「メジャーリーグでのキャリアを勢いよくスタートさせた。現在、出塁率でナショナル・リーグをリードしている。早い段階で目立つのは、三振とほぼ同数の四球を記録していることだ」と絶賛している。

 鈴木以外では、すでに6本塁打を放っているコロラド・ロッキーズのC.J.クロン、鈴木と同様に4本塁打を放っているニューヨーク・メッツのフランシスコ・リンドーア、シアトル・マリナーズリリーフ投手のアンドレス・ムニョス、ヒューストン・アストロズの投手ジャスティン・バーランダー、サンフランシスコ・ジャイアンツの投手カルロス・ロドンが選ばれた。

 すでにカブスファンを虜にし、カブスの顔になる勢いの鈴木。果たして、熱いスタートを切ったまま、シーズンを駆け抜けられるのか。鈴木の次の試合は26日(現地時間)敵地でのアトランタ・ブレーブス3連戦、そしてミルウォーキー・ブリュワーズ3連戦と続く。敵地でバッドから快音を響かせることができるか、注目したい。

構成●THE DIGEST編集部
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