ロサンゼルス・エンジェル打線が光った。

 現地時間4月27日、本拠地で開催されたクリーブランド・ガーディアンズ戦に大谷翔平(エンジェル)は、「2番・投手」として今季4度目の“リアル二刀流”を演じた。

 マウンドでは立ち上がりこそ苦しんだ大谷。制球に苦しむなか、初回には主砲ホセ・ラミレスに2ランホームランを献上。ただ回を重ねるごとに徐々にスイッチが入り、結局5回まで投げ、被安打5、2失点、4奪三振、与四球1に踏みとどまった。

 打撃では2打席連続で二ゴロに倒れたが、昨季MVP男は意地を見せた。6‐2とリードした4回2死から1番のテイラー・ウォードが四球を選び出塁すると、二刀流スターは低めの速球をバットの芯で捉え安打で繋いだ。続くマイク・トラウトも四球を選び満塁に。そして4番のジャレッド・ウォルッシュからタイムリー安打が飛び出し、7点目を追加。

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 6回は、1死からウォードが三塁打を放つと、背番号17は高めの変化球に対応しライトの頭を越えるタイムリー2ベースを記録。トラウトは左翼線へ放ち、その間大谷が帰塁し9-2と大量リードを奪った。さらに先頭打者として回ってきた8回には、今季初となる3安打目を放った。
  8年ぶりのポストシーズン進出を目指すエンジェルス。主砲トラウトを欠いた昨年と大きく違い、打線が機能するエンジェルスに多くのメディアや記者は期待を寄せている。その一人、米データ専門サイト『Fan Graphs』デバン・フィンク記者は、「今年はトラウトとオオタニでポストシーズンに進出する。書き留めておきます」と自身のTwitterに記した。

 また「テイラー・ウォードがブレイクし、マイク・トラウトはマイク・トラウトであり、ショウヘイ・オオタニは温まってきている」と綴りだした米放送局『ESPN』のジェフ・パッサン記者は、「ブランドン・マーシュは男だし、アンソニー・レンドーンは綺麗に振れている」と評価し、こう続けた。

「エンジェルスは本当に悩ましい存在になるチャンスだ。ブルペンが機能すれば、エンジェルスは行けるところまで行く」

 この言葉にエンジェルス公式ラジオ局のキャスターを務めるトレント・ラッシュ氏は反応し、「エンジェルスは全米から注目し始められた」と伝えている。

 猛打でチームは4連勝を飾った。およそ3年ぶりに貯金5を作り出し、現在アメリカン・リーグ西地区首位をキープしている。

構成●THE DIGEST編集部

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