球界で異彩を放つ大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、謙虚さゆえに万人に愛される。そうしたパーソナルな一面も、彼を唯一無二のスターたらしめているのかもしれない。
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 昨季の快進撃はもはや周知の通りだ。“リアル二刀流”でMLBを席巻すると、あのベーブ・ルースですら成しえなかった投打5部門での「100超え」(100安打、100得点、100打点、100投球回、100奪三振の達成)を達成。史上19人目となる満場でのMVPにも選出され、瞬く間に時の人となった。

 ここまでのスターダムを歩みながら、その言動には一切の驕りがない。だからこそ、彼は同僚や球団首脳陣、そして何よりも目の肥えたファンたちからも高い評価を得ている。そんな大谷の凄さを、改めて語ったのが、今季からエンジェルスの一塁コーチャーを務めているベンジー・ヒルだ。

 昨季までメキシコ・リーグのグアダラハラ・マリアチッスで指揮官を務めていた49歳は、米スポーツ専門局『ESPN』のメキシコ版で、当代屈指の天才プレーヤーについて「やることなすことのすべてが本当にかっこいいと思うよ」と絶賛。そして、こう続けた。

「彼は今季のチームで唯一、全試合に出場している選手だ。毎日プレーするなんて本当にタフだよ。基本的にはDHだから守備に関しての要求は高くはないが、エースクラスのピッチャーとして投球練習をしたり、打者側から相手投手を研究したりする。心身ともに要求されることが多いはずだが、それをきちんとこなしているのは本当に印象深いね」
 大谷とのコミュニケーションについては、昨季までマリアッチスに所属していた元日本ハムの中村勝(現オリックス)から教わった簡単な日本語を交え、「十分に理解しあえている」と明かしたヒルは、異国で結果を残し続ける27歳を「本当にあらゆる面で傑出した才能がある」と改めて称えた。

「今季は打つ方で少しだけ苦労しているけど、彼の能力は並外れている。もちろん、どの選手も成功したいと思っている。だけど、その大半が彼のように努力を重ねるわけじゃないんだ。オオタニは本当に勉強熱心で、肉体的な努力も欠かさない。あれだけ本塁打を打って、100マイルを投げる選手なんて滅多にいない。ましてや彼はリリーフじゃなくて先発投手だ。そうそうお目にかかれる存在じゃない」

 球界の酸いも甘いも熟知するコーチをして、ここまで賛辞を贈られる。やはり大谷は他の選手とは何かが違うのだ。

構成●THE DIGEST編集部

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