現地時間5月1日、プレミアリーグ第35節が行なわれ、アーセナルは2-1でウェストハムを下し、3連勝を飾った。

 チャンピオンズ・リーグ出場権の懸かる4位の座を巡って、トッテナムと熾烈な争いを展開している「ガナーズ」にとって、アウェーマッチといえども落とせない一戦、積極的に攻撃を仕掛け、38分にはCKからロブ・ホールディングのヘッド弾が決まって先制。前半終了間際にDFの寄せが甘く同点とされるも、54分にガブリエウ・マガリャンイスの鋭いヘディングシュートが相手GKに当たりながらゴールネットを揺らし、以降はホームチームの反撃を封じ込んだ。
  この試合、前節でふくらはぎの負傷が癒えて復帰を果たした冨安健洋が、1月20日のカラバオ・カップ準決勝リバプール戦以来となる公式戦スタメン入りを果たし(リーグでは1月1日の21節マンチェスター・シティ戦以来)、定位置である右SBでプレー。50回のボールタッチで、空中戦では攻守で4回中2回勝利、タックルは3回、クリア3回、インターセプト1回というスタッツを記録した(専門メディア『Whoscored.com』より)。

 試合後、自身のSNSでは「勝点3。サポートありがとう。あとは4試合だ!」とファンにメッセージを贈った冨安だが、終盤に足を傷めてセドリク・ソアレスとの交代を余儀なくされており、その状態が気になるところだが、ミケル・アルテタ監督は「長くプレーしていなかったから代えた」と語り、負傷については心配していないようである。

 23歳の日本代表DFの77分間のプレーについて、現地メディアは様々な評価を下しており、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は10点満点の採点で「6」の及第点を与えたが、これはチームの先発イレブンの中では単独最低。一方、英国公共放送『BBC』の視聴者投票による採点では、チーム7番目となる「6.64」だった。

 日刊紙『Evening Standard』は「7」とDF陣ではホールディングに次ぐ2番目の高採点で、寸評では「1月以来となる先発出場で、日本代表選手は堅実なプレーを披露。空中戦に強く、対面するサイード・ベンラハマに対してうまく対応した」とポジティブに綴っている。『THE Sun』紙も「スタメン復帰後の堅実なプレー」と評するも、ベンラハマとの対決については「(相手の)俊足によって仕事はハードなものとなった」として、採点はCBの2人よりも低い「6」がつけられた。

【動画】冨安が久々のスタメン出場! 安定したパフォーマンスでアーセナルの勝利に貢献 サッカー専門メディアでは、『90min』が「7」で、「堅実であり、まるで今季、ずっとプレーしてきたかのようだった。彼の復帰は、まさにトップ4に入るための勢いをチームに与える」と評し、今後への期待も寄せたが、「一方で、終盤にピッチを去ったのは、潜在的な打撃である」として、怪我の再発への懸念も示している。
 『london.football』も「彼がサイドに戻って来たことで、守備面では本当に安心して見られるようになった。1対1に強い素晴らしいDFであり、空中戦では相手にとって脅威となった。アーセナルは彼の復帰を待ちわびていた」と賛辞を贈るも、「新たな怪我でピッチを去ったのは大きな衝撃だった」とやはり交代劇に言及。採点は、こちらも「7」だった。

 最後に、アーセナル専門メディアの『PAIN IN THE ARSENAL』も「7」の高採点を与え、寸評では「まるで長期欠場などしていなかったようであり、守備面では以前の彼から何も失われていなかった。ベンラハマを抑え、空中戦では全てを吹き飛ばした。彼のサイドでは、全てをシャットダウンしてみせた。本当に素晴らしいDFだ。しかし、彼のふくらはぎは持ち堪えられなかった」と記している。

構成●THE DIGEST編集部
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