NBAは現在、今季の優勝チームを決める東西16チームによるプレーオフが開催されている。イースタン・カンファレンスはマイアミ・ヒート、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ、ミルウォーキー・バックス、ボストン・セルティックス、ウエストはフェニックス・サンズ、ダラス・マーベリックス、メンフィス・グリズリーズ、ゴールデンステイト・ウォリアーズの8チームが1回戦を勝ち上がった。

 イースト第2シードのセルティックスはブルックリン・ネッツに4勝0敗で勝利。全試合が1桁点差の決着と楽なシリーズではなかったが、ジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウンの2枚看板が平均20点以上、さらにマーカス・スマート、アル・ホーフォードらベテランも奮闘し、1回戦では唯一のスウィープ(4連勝)決着となった。

 4勝先取のプレーオフではシリーズが短期で終わった場合、レギュラーシーズンより休暇が取れたり、次のラウンドに向けて多くの準備を費やせるといったメリットがある。そんななか、現地メディアの『Hoops Hype』が、プレーオフでスウィープ勝ちを収めた選手のランキングを紹介している。(チーム名は略称)
 ■プレーオフでスウィープ勝ちを収めた選手TOP10(カッコ内は主な所属/通算シリーズ)
6位タイ(10度)
スコッティ・ピッペン(元ブルズほか/43)
ホーレス・グラント(元ブルズほか/36)
デニス・ロッドマン(元ブルズほか/35)
AC・グリーン(元レイカーズほか/32)
ジェームズ・ウォージー(元レイカーズ/30)

5位(11度)
マイケル・クーパー(元レイカーズ/35)

2位タイ(12度)
レブロン・ジェームズ(レイカーズ/50)
マジック・ジョンソン(元レイカーズ/40)
バイロン・スコット(元レイカーズほか/38)

1位(13度)
カリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか/49)

 6位にはブルズ3連覇時のメンバーと、1980年代に一世を風靡した“ショータイム・レイカーズ”の2人、計5選手がランク。ピッペンはブルズ2度の3連覇時の1回戦は負け知らず(当時ファーストラウンドは3勝先取)、グラントは91〜93年のほか、レイカーズ時代の2001年には1回戦〜カンファレンス準決勝まで無敗で勝ち上がった。

 88年にファイナルMVPに輝いたウォージーは、30シリーズ中10回がスウィープ決着。確率33.3%は10人中トップの数字を誇った。
  80年代に5度リーグ王座に就いたレイカーズにおいて、ディフェンダーとして活躍したクーパーは、キャリア35シリーズのうち11度スウィープ勝利を経験。89年はカンファレンス決勝まで負けなしで勝ち上がったが、ファイナルではピストンズに4連敗を喫している。

 2位に入った3人は現役のレブロンを含め、全員がレイカーズ勢に。レブロンは18年のレイカーズ移籍後、4連勝決着はないものの、キャブズ時代の15〜17年プレーオフではともに2シリーズ(計6シリーズ)でストレート勝ちを収めている。
  マジックとスコットはウォージー、クーパー同様に80年代レイカーズの主軸。スコットはデビューこそマジックより3年遅いが、レイカーズ時代(10回)に加え、94、95年にペイサーズでスウィープ勝利している。

 1位はキャリア20年でNBA最多の3万8387得点を稼いだジャバーだ。218㎝の大型センターは、バックス時代の71年ファイナルはブレッツ(現ウィザーズ)、74年カンファレンス決勝はブルズ相手に4連勝。ただバックス時代はこの2度のみで、残る11回はレイカーズ移籍後に記録した。

 なお、“バスケットボールの神様”と言われるマイケル・ジョーダンとサンアントニオ・スパーズを5度の頂点に導いたティム・ダンカンは、ともに9度で11位タイとなっている。

構成●ダンクシュート編集部