F1は北米に上陸し、週末に第5戦マイアミ・グランプリを控えるが、すでに米国入りしているアルファタウリの角田裕毅は、4月30日に自身のSNSを更新。ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで、ケイティー・テイラーvsアマンダ・セラーノという女子ボクシングの歴史的な一戦を観戦したと報告した。

【画像】女子ボクシングの歴史的な一戦を観戦した角田、実際のSNS投稿をチェック!

 リングを背景にした写真を添え、「信じられないような体験で、本当に素晴らしい試合でした!(後略)」と綴られたこの投稿には、チームメイトのピエール・ガスリーがすぐに「cute(可愛い)」と反応。さらに、角田も「you too(君もね)」と返したことで、相変わらずの2人の“仲の良さ”が話題になっている。

 オーストラリアGP中に行なわれたトークイベントで角田は、このフランス人の同僚について、「彼女か彼氏のよう」と発言。一方のガスリーは以前、「ユウキサイズのアヒル1羽と、アヒルサイズのユウキ100人なら、どちらを相手にするのが良いか?」との問いに「100羽のユウキがいたら、本当に大変なことになる」と笑顔で答えていた。

 だが、米スポーツ専門メディア『Essentially Sports』も彼らの関係に注目し、「時に奇妙で、珍しく、予想だにしなかった友情」と表現した。
 F1では以前ほど、チーム内における火花を散らすようなライバル関係というものは少なくなってきており、チームメイト同士が仲良しというのも珍しくはない。とりわけガスリーは、2020年までの同僚だったロシア人ドライバーのダニール・クビアトとも良い関係を維持してきた。

 しかし、それを差し引いても、この日仏コンビは、同メディアにとっては他とは異なって見えるようであり、「アルファタウリのチームメイトたちは、この1年強でよりその関係に親密さを増している。経験豊富なガスリーは、ツノダに役に立つのをためらうことは絶対にない。2人は互いに助け合うことで、自然と関係を深めており、ファンは2人の友情によるSNS上のやりとりに夢中になっている」と綴っている。

「ガスリーは姉妹チームのレッドブルへの再昇格に向けて躍起になっており、ツノダは安定してポイントを獲得できなければ、今季がF1での最後のシーズンになる可能性もある」と指摘し、ともに大事な1年に臨んでいることを強調する同メディアは、最後にこう記事を締めた。

「アルファタウリにとっても重要なこのシーズンを終えた時、彼らは両ドライバーともに失うか、両方、あるいはいずれかを残留させるか、様々な可能性がある。しかし、いずれにせよ、ガスリーとツノダの友情は歴史に刻まれる」

 昨季は、結果で大きな差がついた2人だが、角田の成長によってドライバーズランキングをともに争うようになり、またコース上で頻繁に順位を争うようになったとしても、この微笑ましい関係は変わらずに続いていくだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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