現地時間5月5日、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、フェンウェイ・パーク(敵地)で開催されたボストン・レッドソックス戦に「3番・投手」で先発出場した。同球場で“リアル二刀流”を披露したのは元祖二刀流であるベーブ・ルース以来、実に103年ぶり。その圧巻のパフォーマンスを見せたサムライに、現地では称賛が集まっている。

 試合は白熱した投手戦だった。レッドソックスの先発は、現役最年長左腕リッチ・ヒル。両投手ともに走者を出す場面があるものの、無失点ピッチングを続けた。レッドソックスは6回に2番手タナー・ハウクに継投したが、なおもスコアボードには“0”が並んだ。

 そんななかで均衡を破ったのはジャレッド・ウォルシュだ。7回1死二塁の好機で、ウォルシュは低めのスライダーを上手くすくい上げ右翼席へと運び、先制の2ランとした。

 これで火がついたエンジェルスは、8回には打線が爆発。無死満塁でデビッド・フレッチャーがタイムリーで追加点をあげると、続く大谷は左翼の頭上を越え、“グリーンモンスター”のスコアボードに直撃する一打を放った。打線はその後も繋がり、5点を追加しレッドソックスを大きく突き放した。

【動画】圧巻の11奪三振! ウォルシュも絶賛の大谷翔平の投球をチェック
  背番号17は、マウンドでは7回99球を被安打6、無失点、11奪三振とまさに“ショータイム”を披露した。投打の二役をひとりで演じる彼には現地のメディアやファンも興奮しているようで、多くのコメントが飛び交っている。

 公式メディア『MLB.com』によれば、大谷を援護する一発でチームを盛り上げたウォルシュは、「信じられないよ、言葉が見つからない」と“二刀流”をこなすサムライを称えた。そして、「彼の戦いぶりや投球はすごい。必要とあらば、いつでも100マイルを投げられるみたいだ。ただただ驚かされるばかりだ」と口にしたうえで、チームメイトであることに安堵の表情を浮かべた。

「彼の後ろを守っていて、あのスプリットやカーブ、100マイルの速球には関わりたくないと思っているよ」

 同じフィールドで戦う仲間からも尊敬の眼差しが向けられる27歳。昨年同様に今シーズンもこのまま異次元の活躍を続けるだろうか。今後の一挙手一投足にも目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

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