5月7日、スコットランド・プレミアシップのチャンピオンシップ・グループ第36節が行なわれ、セルティックはハーツ(ハート・オブ・ミドロシアン)に4-1で勝利。2シーズンぶり52回目のリーグ優勝に王手をかけた。
  勝てば今節での優勝もあり得る中、3位チーム(この時点で勝点差は25……)をホームスタジアムに迎えたセルティックは、開始3分で失点を喫するが、30分にジョタのクロスに前田大然がフリーで合わせて追いつくと、37分にはジョタの折り返しを古橋亨梧が頭で強引に押し込む。これに反応した相手GKがボールを弾き出したものの、映像では明らかにゴールラインを割っていた。

 その後、69分にマシュー・オライリーがフリーながらも角度のない位置から狭いコースを射抜いて加点、そして90分には交代出場の旗手怜央の鋭いシュートがGKに弾かれてからの相手ペナルティエリア内でのプレーの末にギオルゴス・ギアクマキスがダイレクトボレーで決めてダメを押した。

 試合後、リーグでの今季通算得点が10点の大台に乗った古橋(公式戦では18得点)は、自身のSNSに日本語で「重要な勝利! あと2試合勝つだけ! 一緒に戦ってください」、英語で「楽園に向けての重要な勝利! もう一歩だ! チームの素晴らしい努力。この調子で行こう!」と投稿し、ファンにメッセージを贈っている。

 現地メディアは、古橋、そしてリーグ6点目(公式戦8点目)を挙げた前田に対して、軒並み高い評価を下しており、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は「前田はセルティックを同点に導き、古橋はハーフタイム前にリードを奪って、タイトル獲得のパーティをスタートさせた」と報じ、英国公共放送『BBC』の視聴者投票による採点では、前田が全体のトップとなる「8.05」、古橋が4番目となる「7.90」を与えられた。

 スコットランドの日刊紙『THE SCOTTISH Sun』は両選手の採点を「7」とし、古橋については「キョウゴはスティーブン・キングスリーを打ち負かし、ヘッドでゴールラインの先にボールを押し込んだ」と称賛。一方、前田の同点弾に関しては「敵将ロビー・ニールセンは拍手を贈っていたが、それは前田への称賛ではなかった」と綴り、物議を醸したゴール前のプレー(ハーツのトビー・シビックに対してカラム・マクレガーがファウルを犯していたとニールセン監督は主張)に言及している。

【動画】前田大然&古橋亨梧が揃い踏み! セルティックが優勝に王手を掛けたハーツ戦をチェック 日刊紙『SCOTTISH DAILY EXPRESS』は、前田に対して「前半に幾つかの良いチャンスを創り出し、ゲームを振り出しに戻すクールなフィニッシュで報われた。素晴らしいボールタッチと力強さだった」と賛辞を贈り、古橋についても「クイックスタートから、スクランブルの中でボールを頭で押し込むための、正しいポジションに身を置いていた。今日は別の重要な役割を担った」とポジティブに評し、両者に「8」の高採点を与えた。
  最後に、セルティックの専門メディア『THE CELTIC WAY』は、両選手ともに「7」で、前田の寸評は「セルティックの追っ手(レンジャーズ)を振り切るためにも、早めのゴールを狙ったが、30分に巧みにボールを叩き、同点ゴールを決めた。話題の爆弾は、幽霊を思わせるような、幾つかの素晴らしいポジショニングを見せ、相手守備陣にとって絶え間のない脅威となった」と称賛に満ちたものとなった。

 また、古橋に対しては「静かな午後を過ごしていたが、37分に勇気を持って頭でボールを押し込み、スコアを2-1とした。これで、セルティックでの信じられないデビューシーズンで、通算18得点目に到達した」と、こちらもやはり好内容のパフォーマンスを評価している。

構成●THE DIGEST編集部
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