敵地をも沸かせた“リアル二刀流”でのハイパフォーマンスからおよそ1週間。大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)にふたたび登板機会が巡ってくる。
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 現地時間5月11日に本拠地で行なわれるタンパベイ・レイズ戦で、大谷は今季6度目となる先発登板が予定されている。地区首位をひた走るチームにとっては20連戦の最後の一戦だけに、勝利を手にして締めくくりたい試合だ。

 少なからずプレッシャーのかかる一戦だが、「投手・大谷」の投球は回数を重ねるごとにキレが増している。去る5月5日に敵地で行なわれたボストン・レッドソックス戦では、7回(99球)を投げ、11奪三振、無四球無失点の好投。打っても4打数2安打1打点1得点。この投打の活躍は、相手先発で、現役最年長42歳のリッチ・ヒルが「満場一致で最高の選手」と脱帽したほどだった。

 ゆえに次の登板には注目度が高まっている。それは対峙する過去3度の最優秀監督賞受賞歴を誇る敵将も同様だ。以前から大谷を称えてきたケビン・キャッシュは、地元紙『Tampa Bay Times』の取材で「彼は本当に特別な才能の持ち主なんだ」と賛辞を送った。

「あらためて言うが、我々は今まで見たことがなかったものを見ているんだ。オオタニがやっていることに対して、『ああ、5年後にはまた見られるようになる』とか『10年後には誰かがやってる』という人はいない。少なくとも私はそんなことは思えないね」
 打者として出場全試合でフルイニングを戦いながら、週に一度は先発として投げる。そんな常人離れした活躍を見せつけるのだから、キャッシュが「今まで見たことがなかったもの」と評するのもうなずける。

 今季から本格導入された“大谷ルール”(※二刀流の選手に先発投手兼DHでの出場を認める新ルール)についても「よくないアイデアだね」とジョークを挟んだキャッシュは、「オオタニは昨年のMVP。そんな彼が投打の両方やるところを多くのファンが見たがっている。だから、それが許されたことをうれしく思うよ」とコメントし、偉才の存在価値を強調した。

 このエンジェルスとの3連戦で2連敗を喫しているレイズ。スイープ阻止のために、大谷の投球を前に指を咥えて見ているだけというのはありえない。球界屈指の頭脳派監督がいかなる采配を振るうかにも注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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