今夏の移籍市場の注目銘柄のひとつであり、その去就が世界中から注視されていたドルトムントのアーリング・ハーランドが来季より、マンチェスター・シティの一員として、プレミアリーグに参戦することとなった。

 現地5月10日、シティは21歳のノルウェー代表FWの移籍についてドルトムントと基本合意に達したと発表。複数の現地メディアによれば、契約解除金として設定されている5100万ポンド(約82億円)をシティが満額支払うことになり、ハーランドは5年契約で週給37万5000ポンド(約6000万円)を受け取ることになるという。
  2016年にプロデビューして以降、ブリン、モルデ、レッドブル・ザルツブルク、ドルトムントでプレーしてきたハーランドは、2018年以降は毎シーズン二桁得点(公式戦通算)を維持し、2019-20シーズンに40試合で44得点、翌シーズンも41試合で41ゴールを挙げ、今季もここまで29試合で28得点という高い得点&得点率を記録しており、シティだけでなく、スペインのレアル・マドリー、バルセロナも獲得に高い関心を示していた。

 英国公共放送『BBC』によれば、彼がシティを選んだ理由として、同じくノルウェー代表だった父アルフ・インゲが2000〜03年まで所属したクラブであること、ジョゼップ・グアルディオラ監督の下でプレーできること、シティがプレミアリーグやチャンピオンズ・リーグ(CL)などの主要タイトルを狙えるチームであること(過去5シーズンでその実績を残してきた)を挙げている。また、父親のアドバイスが、決定に大きな影響を与えたともいう。

 英国の日刊紙『INDEPENDENT』は「昨季、トッテナムからハリー・ケインを獲得しそこなったシティにとって、ハーランドの到来により、セルヒオ・アグエロの穴が埋まることになった。シティはここ数シーズン、ストライカーなしに多くの試合を戦ってきたが、ハーランドがこれまでのフォームを保てば、多くのゴールをもたらすだろう」と、シティにとって待望の存在であるとして、新天地の活躍に期待を寄せた。

 こうして去就を決したハーランドへの興味もさることながら、これによって他の注目銘柄がどのような動きを見せるかにも人々の関心が集まっているが、米国の放送局『CBS』も同様であり、注目を集めるビッグネームの今後を予想している。
【動画】シティ移籍が決定したハーランドの驚愕プレー集! 同メディアが最初に言及したのは、やはりキリアン・エムバペ。パリ・サンジェルマンのフランス代表FWは「新しいリオネル・メッシ、クリスチアーノ・ロナウドになり得る選手」ということで、最も多くの注目を集める存在であり、今夏パリSGとの契約が満了するということで、所属クラブに「何も残さない」で、相思相愛の関係といわれるレアル・マドリーに新天地を求めるかが、最大の関心事だ。
  リバプールが逆転での獲得を狙っているという説もあるが、同メディアはエムバペがマドリーと5年契約を結び、同胞で大先輩でもあるカリム・ベンゼマの新たなFWコンビを形成すると予想した。

 続いて、バイエルンの「ゴールマシン」として多くの記録を樹立してきたポーランド代表のロベルト・レバンドフスキについては、バルセロナやマンチェスター・ユナイテッドが噂に挙がっているが、同メディアによれば、レバンドフスキ自身は契約延長を希望しており、バイエルンもCLのタイトル奪回に向けて本気であることから、残留に落ち着くと見ている。

 他にも、パリSG、マドリー、バルサの関心が報じられているモハメド・サラーについては、「リバプールが手放すことはあり得なさそう」ということで再契約、マンUとの契約が切れるポール・ポグバは新天地を求めるのが確実で、同メディアはユベントスを最適のクラブとしながらも、財力によってパリSGがこのフリーランスを手に入れると、それぞれ予想した。

 最後に、ユベントスが契約延長を断念したパウロ・ディバラにはマンU、トッテナム、パリSGも興味を示しているが、本命はインテルであり、今冬のカタール・ワールドカップ出場を狙うアルゼンチン代表選手にとって、出場機会が保証され、ロメル・ルカクの復帰が確実視されるなど、チーム力のアップが期待されるミラノのチームは、「ディバラにとって最適のクラブかもしれない」ということで、4年契約との予測を示している。

構成●THE DIGEST編集部
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