開幕から1か月余りが経過したMLBは、今季も各国の名手がしのぎを削り合っている。

 活況を呈する米球界で密かに注目度を高めているのが、今季のMVP争いの行方だ。そんななかで公式メディア『MLB.com』は、「ここまでのMVP最有力候補は?」と題し、2022シーズンの開幕スタートダッシュに成功した選手らを投票形式で順位づけを行なった。全64投票中、39票の1位票を獲得し、ここまでのMVPを獲得したのはロサンジェルス・エンジェルスのマイク・トラウトだった。

 昨季は右ふくらはぎを痛めて36試合の出場にとどまった言わずと知れたスーパースターだが、今季は絶好調。ここまで28試合に出場し、32安打、9本塁打(MLB2位タイ)、19打点で、打率.337(AL3位)、出塁率.462(MLB1位)、長打率.726(MLB1位)、OPS1.188(MLB1位)と圧巻の成績を残している。これに同メディアは「MVPレースのトップに返り咲くのに時間はかからなかった」と評した。

 そして「今年のエンジェルスは勝つ野球をしているので、トラウトは容易に上位に選ばれるようになる」とMVP獲得するのに有利な立場であると断言し、「もし彼が今年受賞すれば4度目だ。この数字はバリー・ボンズ(7回)に次ぐ記録である」と伝えた。

 なお、2位には今季もクリーブランド・ガーディアンズの要として機能し、メジャートップの30打点を叩くホゼ・ラミレスがランクイン。3位には10本塁打(MLB1位)のアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)が選ばれ、昨季のアメリカン・リーグMVPの大谷翔平は4位となっている。

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  同メディアは、大谷ついて「昨年のアメリカン・リーグMVPに満場一致で選ばれた彼は、日々その存在感を示し続けている」と分析。特筆すべき点として、奪三振数を与四球数で割ったK/BBの6.57(46三振/7四球)をクローズアップし、「驚異的な数字を叩き出している」と称えた。

 早くも野球ファンを沸かせているメジャーリーガーたち。大谷の巻き返しを期待するファンは多いだろう。引き続き熾烈なMVP争いに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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