球界屈指の天才プレーヤーとの対戦は、ほろ苦いものとなった。

 現地時間5月11日に行なわれたタンパベイ・レイズ戦で、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)は、「3番・投手兼DH」で先発出場。惜しくも勝ち星には恵まれなかったものの、6回(92球)を投げ、5奪三振、被安打2、2四球、1失点とゲームを作る投球を披露した。

 この日の大谷は決してコンディションは万全ではなかった。20連戦の最終戦だったために、蓄積した疲労がプレーに影響をもたらしたのだ。事実、本人も「身体的にももちろんフレッシュな状態ではもちろんない」と語っている。

 だが、先発ローテーションの柱として、27歳のサムライは意地を見せた。制球を乱したうえに「球速的にもそんなに調子が良い感じではなかった」が、失点は2回表にケビン・キアマイアーに打たれたソロ本塁打のみ。得点圏にランナーを置いてもレイズ打線に連打は許さなかった。

【動画】チェ・ジマンを空振り三振に切った! 大谷翔平の“伝家の宝刀”スプリットをチェック! エンジェルスは2対4で競り負けたが、傑出した存在感を示した大谷。そんな二刀流スターに文字通りの完敗を喫したのが、韓国人スラッガーのチェ・ジマンだ。「3番・一塁手」としてクリーンアップの一角を任された30歳だったが、大谷には3打数ノーヒット、2三振と沈黙。とりわけ2死一、二塁の得点機で迎えた3回の2打席目には、91マイル(約146.5キロ)のスプリットで空振り三振に終わっていた。

 米国内で「オオタニの地獄のような時間だ」(ブレント・マグワイア記者)と話題となった三振を喫し、最後までいいところがなかったチェ・ジマン。そんなスラッガーのパフォーマンスには母国紙も反応している。

 韓国の日刊紙『東亜日報』が「“野球の天才”との対戦で沈黙した」と綴れば、韓国メディア『MK Sports』は「シーズン打率は.306から.283に低下。オオタニとの対戦を含めた3試合で11打数無安打と深刻だ」と嘆いた。

 メジャーで確かな実績を残してきた韓国人スラッガーを封じ、海外でも話題となった大谷。今季はエンジェルスとレイズの対戦が4試合も残されているだけに、アジア球界を代表する両雄のマッチアップがふたたび実現するかに注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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