スコティッシュ・プレミアリーグのセルティックは、リーグ最終節のマザーウェル戦で6-0の大勝を収め、今シーズンを白星で締め括った。これで、昨年9月26日のダンディー・ユナイテッド戦からリーグ32試合無敗と、圧倒的な強さを印象付けるシーズンとなった。
  この強さを支えチームの核となったのが、昨年7月に加入の古橋亨梧、さらに2022年1月に獲得した前田大然、旗手怜央、井手口陽介の日本人プレーヤーだったことは言うまでもない。

 一方で、1月の移籍期間ではイングランドのマット・オライリーも新たに加入、旗手、井手口とともに、中盤がより厚みを増すことに。もともと人材豊富と言われていたMF陣の補強は、国内でも大きな話題となっていた。

 そして、現地でセルティックの情報を扱う『THE CELTIC BOYS』では、この冬に行なった選手補強に関して、アンジェ・ポステコグルー監督の「真意」が伝えられているようだ。先日配信された記事の中で、「1月に3人のMFを獲得したのは、シーズン終了後に起こりうる結果を知っていたからだ」というコメントが掲載されている。

 セルティックはリーグ優勝決定後の今月13日、オーストラリア代表MFトーマス・ロギッチとイスラエル代表MFニル・ビトンが今シーズン限りで退団することを発表している。指揮官はこの両選手の退団を見越していたとして「ビトンとロギッチの去就については、土壇場であわてることの無いよう、先手を打ち計画を立てた」と振り返っている。このことからも、今季の戦いのみならず、来シーズンのチーム構築も見据えての補強だったことが窺える。

 同メディアも「ハタテとオライリーはすでにトップチームにインパクトを与えており、3人とも新しい環境に適応するための時間を得ている」と、主力選手の離脱による「ダメージが少ない」との見解を示した。

 さらに、シーズン途中に加わった2人の日本人MFについての評価も低くはない。今季4得点を挙げた旗手については「素晴らしいスタートを切ったが、それ以来色褪せてしまった。しかし、彼は自分の能力を示しており、将来への期待も大きい」と評し、最終戦に久々の出場を果たした井手口についても「イデグチは、これまで大きなインパクトを与えてこなかったが、その実力の片鱗は見せた」と綴られている。

 途中加入ながらチームを支え続けた旗手、井手口の両日本人プレーヤー。名門の一員として、すでに来季への大きな期待が寄せられている。

構成●THE DIGEST編集部
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