大谷翔平に対する“キラー”ぶりは健在だった。

 現地時間5月18日に行なわれているテキサス・レンジャーズ戦で、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷は「3番・投手兼DH」で先発登板。6回(94球)を投げ、7奪三振、2四球、被安打6、2失点とQS(クオリティースタート)を達成する好投を見せたが、今季4勝目とはいかなかった。

 エンジェルスの背番号17の調子は決して悪いものではなかった。やや制球を乱した場面こそあったものの、平均球速はキャリア最高となる98.6マイル(約158.6キロ)。100マイル(約160.9キロ)を超えるボールは、2番目に多い8球も投じていた。

 調子の良さを感じさせるボールを投げ込んでいた偉才を打ち砕いたのが、レンジャーズの正捕手ジョナ・ハイムだ。4回裏に100マイルの4シームをレフト前に弾き返して1点差に詰め寄るタイムリーヒットをマーク。

 そして6回裏には3球も投じられた100マイルを超える4シームを容易く見極め、フルカウントからの6球目に投じられた82.1マイル(約132.1キロ)のカーブをふたたびレフト前へ。値千金の同点タイムリーを打ってみせた。
  前回対戦でも満塁ホームランを含む2打数2安打5打点をマークしていたハイム。どちらかと言えば、守備型の捕手として知られる彼だが、なぜか大谷には滅法強い。この試合を含めれば、通算打率.455(11打数5安打)と打ちまくっているのだ。ちなみに大谷は今季12失点をしているのだが、そのうちの7つは、この26歳の捕手に打たれたものとなっている。

 前日の試合は「オオタニを相手に成功した選手はそう多くない」(レンジャーズのクリス・ウッドワード監督談)と対戦に向け、スタメンから外され、休養日を与えられていた。まさにチームの期待に応えたのだ。

 見事に相性の良さを発揮し、しっかりとキラーとしての面目躍如を果たしたハイム。「投手・大谷」にとって、彼をいかに抑えるかは今後のカギとなりそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】急所に自打球直撃で思わず同情。苦悶する大谷翔平を見た地元放送局の実況も「これは見たくない“ショウ”だ」と嘆き

【関連記事】「狂気の沙汰だ」大谷翔平の“11冠”表彰に米識者が最敬礼! 専門サイトは「ショウヘイは不器用で、野球がしたいだけ」と賛辞

【関連記事】大谷翔平の“意外な一面”を米誌が特集! ヤンキースから加入した同僚が「思っていたよりもはるかに外向的だ」と語った姿とは?