現地時間5月21日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で行なわれたオークランド・アスレティックス戦に「1番・DH」でスタメン出場。4打数2安打、1得点と、5試合ぶりのマルチヒットを記録した。

 4月24日(現地時間)のヒューストン・アストロズ戦以来25試合ぶりに1番で先発した大谷。初回の第1打席には、過去打率.400、3本塁打を打っているフレンキー・モンタスと対峙すると、内角への4シームを詰まらされてサードゴロに。しかし、これが三遊間にサードしかいない相手の守備シフトに助けられ、内野安打になった。

 3試合ぶりのヒットを記録した大谷。3回に2死無塁で巡ってきた第2打席は、2回途中から負傷したモンタスに代わって登板したドミンゴ・アセベトと対戦。しかし、身長201センチの長身右腕の外角へのチェンジアップに手を焼いた背番号17は、5球目の87.5マイル(約140.8キロ)のチェンジアップを打たされてファーストゴロに倒れた。

 試合は両軍の投手陣が好投を続け、0対0のまま進行。緊張感のある投手戦の様相を呈していったなかで、均衡を破ったのは、ホームチームだった。5回裏に1死無塁からルイス・レンヒーフォが値千金のソロ本塁打を放ったのだ。
  チームが勢いに乗るなかで大谷も魅せる。6回裏に先頭打者として迎えた3打席目には、相手左腕アダム・コレラクが投じた外角への89.9マイル(約144.6キロ)のシンカーを逆らわずにレフトへと弾き返してヒットに。5月15日のアスレティックス戦以来となるマルチヒットを記録した。

 大谷が出塁して好機を得たエンジェルスは、そこから打線が機能。一気に無死満塁にまでチャンスを広げると、5番ブランドン・マーシュの押し出し四球の間に大谷が帰還。さらにレンヒーフォの内野安打でマイク・トラウトが帰って2点を加点したのだ。

 その後、7回裏に“伏兵”アンドリュー・ベラスケスの2ラン本塁打でリードを広げたエンジェルスは、自慢の継投策で逃げ切りを図る。2点差とされた最終回にはクローザーのライセル・イグレシアスを登板させてシャットアウト。5対3で勝利し、チームの連敗を「4」で止めた。

 7回裏の4度目の打席では惜しくもショートゴロに倒れた大谷。王手となっている日米通算150号アーチは、この試合でもお預けとなったが、久しぶりのマルチヒットが飛び出すなど、1番打者として目に見える結果は残した。

構成●THE DIGEST編集部

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