欧州のサッカーシーンはシーズンオフに入り、ここから選手の移籍が大きな話題となってゆく。

 その中で、UEFAヨーロッパリーグ(EL)を制したアイントラハト・フランクフルトの鎌田大地も名前が挙げられるひとりだ。

 クラブ42年ぶりとなる欧州タイトル獲得に大きく貢献し、ドイツブンデスリーガでも32試合に出場し、4得点を記録。目覚ましい活躍から、すでにシーズン中には他クラブが獲得の意思を示すニュースが相次いだ。
【関連記事】「全く南米は楽じゃない!」エムバペの“失言”にブラジル代表MFらが怒りの猛反論「ヨーロッパがトップレベルとは限らない」 そして、EL制覇直後の今月18日には、プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーが鎌田をリストアップしていると報じられた。今季リーグ4位という結果により、来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場も決めている同クラブは、さらなる攻撃力強化を図る為、日本人ミッドフィールダー獲得に本腰を入れるという。

 そして、英サッカーサイト『Football Insider』では、鎌田のトッテナム移籍の可能性について、元リーズのストライカー、ノエル・ウィーラン氏が見解を述べており、いずれも前向きなコメントが並んでいる。

 ウィーラン氏は、鎌田のプレーについて「彼のプレーは好きだよ。とても軽快でエネルギッシュだし、ボールを持って何ができるかも示している」として、その上で今夏のトッテナム移籍に関しては「(フランクフルトとの契約が残り1年のため)高い費用を必要とせず獲得が可能だ。取引は成立する」と主張。

 さらに「フランクフルトではヨーロッパリーグで、彼の実力を見てきた。今シーズン、ドイツ国内だけでなく、世界中から称賛の声が上がっている」と評し、トッテナムというクラブへフィットできるかという問いに対しても「問題ない。カマダは現在、全盛期を迎えているのだから」と、ポテンシャルの高さを強調した。

 また、移籍を有力視する理由として、トッテナムの来季CL出場が決まっている点を挙げ、「CLでトッテナムが上位に食い込むためにはチームを強化しなければならない。カマダにとっても、頭を悩ませる必要はないだろう」と、今後への見込みを語った。

 同じく、現所属のフランクフルトも来季のCL出場を決めている中で、根強く囁かれる鎌田の他クラブ移籍の可能性。プレミアリーグ移籍を望んでいるともとれる今回の識者インタビューのとおり、トッテナム加入はあるのだろうか。

 今季、欧州中にその名を轟かせた25歳はどんな決断を下すのか、注目していきたい。

構成●THE DIGEST編集部
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