現地時間5月29日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、本拠地で開催されたトロント・ブルージェイズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。2打席連続弾で今季10、11号を放ってみせた。

 初回、下ろしたてのバットを手に1死無塁で打席に立った27歳は、ボールカウント2-2とした7球目、相手先発右腕ホゼ・ベリオスのやや甘く入ったカーブを上手くすくい上げた。打球はそのまま弧を描き右翼スタンドへ。先制点となる6試合ぶりのホームランを記録した。

 2対6とリードを許した3回、無死一塁で再び打順が回ってきたサムライは、今度は92.9マイル(約149.5キロ)の4シームをフルスイング。106.9マイル(約172キロ)の速さで飛び出した打球は、打った瞬間それと分かる一発で、425フィート(約129.5メートル)先のバックスクリーンの生垣の奥へと消えていった。

【動画】今季2度目の2打席連発!バックスクリーンの生垣を超える11号特大2ラン

 ここ最近、快音が響かずに苦しんだ大谷が2打席連続でアーチを放ったことに米国のポッドキャスト番組で司会を務めるダン・クラーク氏は、自身のSNSで「ショウヘイ・オオタニのバットがヒートアップしている」と喜びをツイートした。
  また“二刀流”として異彩を放つ彼のデータに着目した米放送局『CBS Sports』のダニー・ヴィエッティ記者は、「2018年以降、100本塁打を放ったMLBの打者は34人。ショウヘイ・オオタニはその34人のうちの1人だ」と並みいる打者以上の成績をマークしている事実を記した。そして投手としてみれば、「2018年以降、9イニング平均の奪三振率で10以上のMLBの先発投手は30人。ショウヘイ・オオタニはその30人のうちの1人だ」と称えている。

 そんな昨季MVPのスターから被弾を受けたべリオスは、試合後「『オオタニが誰だか皆知っている』と語り、2つの失投をショウヘイ・オオタニに打たれたことは特段驚かなかった」と強がっていたと米紙『Washington Post』のグレッグ・ビーチャム記者が伝えている。

 なおエンジェルスは、10対11でブルージェイズに被スイープを喫し、今季ワーストの5連敗となっている。大谷の打棒が炸裂しただけに悔やまれる結果となった。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】代打出場も初球から不可解ジャッジ。米屈指の“大谷翔平マニア”が苦言!「プレートから4インチ離れている」

【関連記事】「念力でダグアウトへ向かわせた」大谷翔平、敵走者への“ベンチ誘導”シーンが反響拡大。MLB公式ツイッターでは100万再生

【関連記事】大谷翔平の“意外な一面”を米誌が特集! ヤンキースから加入した同僚が「思っていたよりもはるかに外向的だ」と語った姿とは?